リバプールの看板とも言えるフロントスリー。
ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネ、そしてモハメド・サラー。
ユルゲン・クロップ監督は、彼等がいてくれることに感謝の思いを持っているようです。
違いをもたらせるタレント達だと。
ハードな一週間を過ごしたリバプールですが、チェルシーと水曜日に対戦をして延長、PK戦の上でタイトルを獲得。
中2日という準備が出来ない状況で、プレミアリーグ第2節のサウサンプトン戦にも勝利しました。
おそらく、ユルゲン・クロップ監督は、このサウサンプトン戦での勝利が、かなり嬉しかったようです。
リバプールは、もとよりチームとして戦うスタイルですが、フロントスリーが試合を決めることが多いのも事実。
サウサンプトン戦での2ゴールも、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノの個人技を存分に堪能できたものでした。
ユルゲン・クロップ監督は、このフロントスリーを「ワールドクラスだ」としています。
疲れていても、しっかりと仕事をしてくれる彼等への気持ちが伝わってくる言葉で、ユルゲン・クロップ監督の発言は、LFCも公式に伝えています。
私の人生における多くの時間で、センセーショナルなプレイヤーがいたものだ。
だが、ワールドクラスのプレイヤー達ではなかったよ。
今、私は感謝しているよ。彼等を持っていることにね。(フロントスリーのこと)
彼等は、違いを生むことが出来る。
そのことを話す必要などないだろう。
サディオ・マネ、ボビー・フィルミーノ、モー・サラー、彼等は直近でも傑出していたね。
彼等は常に脅威になる。
たとえ疲れていたとしてもね。
それは素晴らしいことであり、勿論傑出しているよ。
そのことを話す必要もないほどにね。
サウサンプトンは、そのフォーメーションで、我々を封殺しようとしてきたと、私は思っている。
バーンリー戦での彼等とは、明らかに違うプレイをしていたよ。
彼等は、後方において適切な戦い方をしていた。
一方そこで、ウィングにはスペースが出来ていたね。
我々は、そこを使ったが、十分ではなかった。
そうなっていなければ、彼等はもっと走る必要が生じていたことだろう。
私達は、ハーフタイムを使って、少し修正をすることが出来たんだ。
私は、とてもハッピーだし、とても重要なことだよ。
シーズンのスタートは、非常に重要だからね。
アウェイでのサウサンプトン戦は、いつだって難しいんだ。
しかし、私達が過ごした一週間は、特別なものだったよ。
サウサンプトン戦でのリバプールが、セカンドハーフ冒頭から修正、改善されたことは、見ていて明らかでした。
試合中に、こうして流れを変えて行けることは重要なことだと思います。
以前も似たようなことを書きましたが、リバプールには絶対的なフロントスリーがいる。
それは間違いなく強味であり、一方、彼等が試合に出られないときの対策をどうするか?
この部分を今後見つけて行きたいですね。
ハードな一週間を乗り切ったリバプール。
今度は、一週間の時間を得てのアーセナル戦となります。
最高の結果を祈ります。