ここ3試合ほど、フィリペ・コウチーニョのパフォーマンスが、思うようでなかったことが関係しているのでしょう。
メディア筋では、ユルゲン・クロップの元では、コウチーニョは重用されないのではないか・・・といったような趣旨の記事も出ていました。
しかし、クロップ自身は、そんな噂、質問を一笑に付し、「フィルは素晴らしいプレイヤーだ。私は大好きだよ」と、あらぬ噂を相手にするつもりはないようです。
コウチーニョのことについて、記者から質問を受けたクロップは、「前のことなど関係ないよ」と語り、コウチーニョはプレイする必要があったし、その中でいい部分、よくない部分を知ることが重要なんだとしています。
その上でクロップは、しっかりとそれを成し遂げたコウチーニョを称賛し、お手本のようだとも語っています。
さらに、「I love this player.」とまで発言し、メディアの質問、疑問をシャットアウトした感があります。
クロップという人は、プレイヤーには、いい時もあれば、そうでない時もあるということを理解した上で、しっかりと立ち直り、より成長していくという姿を愛するようですね。
そしてコウチーニョは、自らの力で、チェルシー戦で、鮮やかな活躍をし、復活を印象づけた。
このことにより、コウチーニョは、またワンランク上の次元へ行くことでしょう。
こういった姿勢で、試合に臨んでいれば、必然ブラジル代表からも、またお呼びがかかるはず。
おそらくコウチーニョは、チェルシー戦でのプレイで、もやもやも吹っ飛んだことでしょう。
これからの活躍に、心から期待したいと思います。