プレミアリーグ プレイヤー

ターフ・ムーアの空を制圧したファン・ダイク

Virgil van Dijk


プレミアリーグ第4節で、今シーズン初となるクリーンシートを達成したリバプール。
バーンリーといえば、強力なツートップが売りですが、彼等を零封した貢献者としてファン・ダイクの名前をあげるのは、ごく自然なことだと思います。

ツートップを活かすためシンプルなボールを放り込んでくるのがバーンリーのスタイル。
ビッグクラブにとっては、こういったやり方は、決して歓迎できるものではないと思います。
しかしリバプールは、空中戦において遅れを取らなかった。

ここには、ファン・ダイクの強さがあったと言っていいでしょう。
この試合において、ファン・ダイクはデュエル面で、11回中10回勝ったという記録になっています。
11回目が負けという記録になってしまうのは気の毒ですが、まず完勝したという結果が見て取れます。

このファン・ダイクですが、昨シーズンのターフ・ムーアでもデュエルでバーンリーを圧倒しています。

ご覧のように、昨シーズンは13分の12勝ったという数字が残っています。
もはや、恐るべしですね。

ファン・ダイクの場合には、フィジカルが強いとか、空中戦が強いというだけでは語れない上手さを持っており、やはり世界を代表するセンターバックと呼ばれるにふさわしいと、私は思います。
これだけデュエル面で圧倒すれば、バーンリーとしてもお手上げだったことでしょう。
一方、リバプールとしては、万が一ファン・ダイクを欠いたときのプランも用意しておきたいですね。
オランダ代表のキャプテンの存在は、ますます大きくなるばかり。
まさに、ビッグマンです。

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