Emre Can
久しぶりに、エムレ・チャンのことを取り上げてみたいと思います。
２０１８年の夏をもって、リバプールとの契約が満了となり、フリートランスファーでユベントスへ行ったエムレ・チャン。
ユベントスは、公式にチャンピオンズリーグへ臨む登録メンバー２１人を発表しており、エムレ・チャンは、その２１人に入ることが出来ませんでした。
サッリ新監督体制となったユベントス。
今夏には、アーロン・ラムジーやアドリアン・ラビオをフリーで獲得するなど、中盤にてこ入れを図っています。
プレイヤーにとって、チャンピオンズリーグに出場するということは、大きな目標であることは確かだし、登録メンバーにも入れないというのは、エムレ・チャンの心中やいかにと慮ってしまいます。
キャリアも積んで来ているし、本人も悔しい思いをしていることでしょう。
ユベントスからラブコールを受けてリバプールを去ったエムレ・チャンですが、サッリ監督の場合は、好みのタイプというものが、とりわけ強い類いの指揮官だと思うし、エムレ・チャンへの評価が、そうは高くないのか？という憶測も流れそうです。
ユベントスの場合には、セリエAでは優勝が当たり前的なイメージで見られているし、やはり関心事はチャンピオンズリーグだと言っていいでしょう。
その舞台にエムレ・チャンが出場をするチャンスももらえなかった。
リバプールファンにとっても、やや微妙な心境にもなりそうです。
決勝ラウンドへ行けば、登録メンバーの見直しも出来るし、それまでにエムレ・チャンが、サッリ監督からの評価を得られるか。
いずれにしても、激しいポジション争いの渦に巻き込まれているのは事実のようです。