国内カップ戦 試合日程・結果

MKドンズ対リバプール戦(リーグカップ3回戦)の結果と感想


先ほど、リーグカップ(カラバオカップ)3回戦、MKドンズ対リバプール戦が終了しました。
試合は、0-2のクリーンシートでリバプールが勝利しています。
若手を多く起用した中でのアウェイの試合ですが、しっかりと結果を出して次のラウンドに進出です。

まず、得点経過については、次のとおりです。
■41分:ジェイムズ・ミルナー
■69分:キ=ヤナ・フーバー

ゴールシーンを振り返る前に、スタメンの基本的な位置関係を書いておきたいと思います。
ゴールキーパーは、勿論カオイムヒン・ケレハー。
ディフェンスラインですが、右サイドバックにキ=ヤナ・フーバー、センターバックはジョー・ゴメスとデヤン・ロブレン、左サイドバックをジェイムズ・ミルナーが努めました。

次に中盤ですが、アンカーポジションにアダム・ララーナ、一列前の基本右にアレックス・オックスレイド=チェンバレン、左にナビ・ケイタ。
前線には、基本的に3人を配しており、右からハーヴェイ・エリオット、ライアン・ブリュースター、そして左にカーティス・ジョーンズ。
セカンドハーフには、ハーヴェイ・エリオットとカーティス・ジョーンズのポジションチェンジも見られました。

さて、ゴールシーンですが、まずジェイムズ・ミルナーが決めた先制点は、左寄りからの強烈なミドルをジェイムズ・ミルナーが放ち、そのボールは相手ゴールキーパーの躯正面へ。
ボールの勢いが強く、そのまま弾いてゴールへ入ったものです。

キ=ヤナ・フーバーが決めた追加点もジェイムズ・ミルナーが絡みました。
左からジェイムズ・ミルナーが入れたクロスに対し、ボックス内に入って来たキ=ヤナ・フーバーが、頭ひとつ、ふたつ出る高い打点でのヘッド。
見事にゴールインしています。

若手については、皆が高い技術を持っていると感じましたが、とりわけハーヴェイ・エリオットとカーティス・ジョーンズのスキルの高さは輝いていたように思います。
足技が本当に上手いですね。
ハーヴェイ・エリオットに関しては、試合開始13分のこと、ジェイムズ・ミルナーがあげたクロスに足を合わせ、クロスバーを叩くシーンをつくっています。
また、90分を経過した後にも、今度は自分で前へ持ち込みシュート。
これも、クロスバーを直撃するものとなりました。
どちらかが入っていれば、センセーショナルでしたね。

次に、負傷明けのナビ・ケイタについては、私の眼には、もうまったく問題がないように見えました。
今後、よりコンディションを回復させれば、レギュラー争いに入って来ることでしょう。

プレミアリーグでは、まだ出場機会が限られているジョー・ゴメスも良い仕事をしていたと思います。
右サイドバックのキ=ヤナ・フーバーのこともしっかりカバーしていたし、もうシニアの貫禄十分ですね。

ゴールマウスを守ったカオイムヒン・ケレハーにとっては、ファーストチームでの嬉しいクリーンシート達成となりました。
グッドセーブも2度ほどあったし、繋ぐキックも安定していたと思います。
クリーンシート、おめでとう!と、言いたいですね。

若手ががんばった試合ですので、私なりに選ぶ今日のマン・オブ・ザ・マッチは、ぜひ若手の名前を書きたいのですが、ジェイムズ・ミルナーの仕事ぶりが凄すぎた。
2ゴールに絡んだだけではなく、よく走り、よく汗をかき、相手の決定機になりそうなシーンでは、自陣ボックス内で渾身のクリア、カバーをするなど、頭が下がる思いです。
なので、今日の人は、ジェイムズ・ミルナーで。

なお、リバプールは3人の交代枠を使っています。
■63分:ナビ・ケイタ → ペドロ・チリベジャ
■82分:アレックス・オックスレイド=チェンバレン → ハービー・ケイン
■90+1分:キ=ヤナ・フーバー → セップ・ファン・デン・ベルグ

ナビ・ケイタの交代に関しては、久しぶりの実戦復帰だったので、おそらく予めこれくらいの時間帯で下げる予定だったのだと思います。
アレックス・オックスレイド=チェンバレンも、ピッチを下がる前に、ポストを直撃するミドルを放っているし、納得の交代だったのではないでしょうか。
主力をほぼ完全に温存したリバプール。
ネクスト・ラウンドへ進出です。
若手、ベテランのコラボに拍手を送りたいと思います。

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