国内カップ戦 プレイヤー

リーグカップで輝いた年の差2倍のリバプールコンビ


下部リーグ相手とはいえ、アウェイの地で若手主体でリバプールが臨んだリーグカップ3回戦。
MKドンズ戦では、皆がいい仕事をしてくれたと思いますが、今回はあえて、2人のプレイヤーをピックアップしてみたいと思います。
まだ少年の域だと言ってもいいハーヴェイ・エリオットとベテランのジェイムズ・ミルナー。

ハーヴェイ・エリオットは16歳、ジェイムズ・ミルナーは33歳ですから、その年の差は2倍もの離れがあります。
MKドンズ戦では、ジェイムズ・ミルナーが1ゴール、1アシストの活躍をしつつも、注目すべきは泥くさいまでの仕事人ぶりだったと思います。

一方のハーヴェイ・エリオットは、華やかで鮮やかなプレイぶりを披露してくれました。
それぞれの持ち味が出た試合だったと思います。

既に書かせていただきましたが、ハーヴェイ・エリオットはこの試合で2度クロスバーを叩くシュートを放っており、そのうち1本は、ジェイムズ・ミルナーのクロスに合わせたものでした。
また、私が注目をしたのは、ゴールには至らなかったものの、ハーヴェイ・エリオットが右ワイドから仕掛けに行ったシーンでした。

ハーヴェイ・エリオットは、ボールを受け取るや、トリッキーとも言える身のこなしをしながらドリブルで相手をかわし、そのままクロスを入れています。
このときのクロスの弾道が美しく、ボールの質も極上だった。
そのクロスにヘッドで反応したのがジェイムズ・ミルナーで、あと一歩でゴールに入るという惜しいシーンとなっています。

ファーストハーフのうちに、この2人によるビッグチャンスが複数出たので、ホットラインか!と、私は思ってしまったほどです。
ハーヴェイ・エリオットのファーストチーム登場は、多くのリバプールファンに夢を与えたことでしょう。
また、ジェイムズ・ミルナーも闘志あふれる姿勢で90分間を戦い抜いた。
年の差はあれど、いずれも勝利への功労者だと思います。
こうしてベテランが元気に仕事をし、若手が育って来ると、リバプールのこれからが益々楽しみになります。

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