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ロボと共にサイドバックの役割を果たして行きたいとするトレント・アレクサンダー=アーノルド


リバプールのストロング・ポイント。
ひとつには、両サイドバックの攻撃力にあると思います。
トレント・アレクサンダー=アーノルドとアンディ・ロバートソンが果たしている役割は、リバプールの大きな力になっていますね。

それぞれプレイの質、タイプは違いますが、クロスが武器であり、多くのアシストを決めるという部分では共通項があります。
実際、昨シーズンにおいてトレント・アレクサンダー=アーノルドは、プレミアリーグで12アシストを決めており、ロボ共々10アシスト以上という記録を残しています。

トレント・アレクサンダー=アーノルドは、攻撃的に行けることについて、ユルゲン・クロップ監督が自由を与えてくれるからだと述べつつ、ミッドフィールダーの助けが大きいとしています。
より多くのゴールに絡むことで、チームの助けになりたいとも。

トレント・アレクサンダー=アーノルドの言葉は、LFCもオフィシャルで報じており、その中でたとえばトレント・アレクサンダー=アーノルドは、こんなことを言っています。

Trent Alexander-Arnold
チームがチャンスを生み出すための助けになれるのはいいことだよ。
アタッカー達に良いサービスを提供して、ゴールを決めて行きたいね。
最終的に、試合に勝つということは、ゴールを決めるということなんだ。
ぼくとロボは、フルバック(サイドバック)として、出来るだけそれをやりたいと思っているし、監督は自由をくれるよ。
ぼく達は制限されていないんだ。
彼(クロップ)は、ぼく達が前線へ上がる自由を与えてくれるからね。
中盤は、ぼく達をカバーし、前線へ行く助けになってくれているよ。
これは、チームとしての努力であり、仲間達はチャンスを逃さないようにボックスの中にいるんだ!

この場でも、何度か書かせていただいておりますが、リバプールの中盤に求められるのは高いポジションを取るサイドバックをカバーすることも含まれています。
ゆえに、中盤には常にハードワークが求められる。
また、そういうタイプのプレイヤーを登用しているとも思えます。

そのことをサイドバックを担当するトレント・アレクサンダー=アーノルドは、しっかりと理解している。
チームとしての努力だと。

リバプールが、より強さを見せるときには、両サイドバックが躍動し、ミッドフィールダーがハードワークをする。
さらに、フロントスリーが走り、決める。
この連携にあると思います。

トレントについては、シェフィールド戦あたりから、多少キックの精度に問題が生じていた感がありますが、疲労もあったことでしょう。
一方、長い距離からでも強くて精度の高いクロスを蹴れる能力は天賦の才だとも思えます。
最近は、早い弾道でありつつ、カーブを描きながら、相手ゴール前で落ちて行くボールをよく蹴るようになってきています。
トレントもロボも、益々アシストを増やして行くと思うし、イコール、リバプールの強さに繋がって行くことでしょう。
益々の活躍を期待したいと思います。

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