プレミアリーグ

ベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ)がプレミアリーグ1試合の出場停止処分に

Bernardo Silva


先日、リバプールと直接対決をし敗れたことにより、プレミアリーグでの順位を4位に落としたマンチェスター・シティ。
その主力であるベルナルド・シウバ(ポルトガル)に、プレミアリーグ1試合の出場停止処分が課されることが決まったそうです。
これは、FAが発表したもので、BBCなども報じています。

ベルナルド・シウバが処分をされるに至った理由ですが、SNSによる投稿に差別的な内容が含まれていたというもの。
チームメイトであるベンジャミン・メンディを揶揄するような投稿であり、人種差別にあたると批判がなされていました。

この件について、メディア筋では6試合の出場停止になるのではないかとの説が囁かれていましたが、FAがくだした結論はプレミアリーグの1試合出場停止。

理由としては、ベルナルド・シウバとベンジャミン・メンディはチームメイトであり、ある意味親愛の情とも取れるジョークだったと見なされたこと。
一方、個人的な会話、やりとりではなく、SNSで発信されたことにより、社会的に影響力のある人物が行う行為としては不適切だった。
そんな理解でよいと思います。

今、フットボール界は、特に人種差別廃絶を強く訴えており、子ども達にも影響力をもつスター・プレイヤーは、十分な配慮をする必要がありますね。
それ以前に、人種差別を廃絶するという心を常日頃から持っておくことが求められます。

プレミアリーグ1試合の出場停止ですが、該当となるのがチェルシー戦となります。
チェルシーは、フランク・ランパード監督のもと、好調に来ており、現時点ではマンチェスター・シティよりも順位的には上になっています。

私が思うには、ベルナルド・シウバは素晴らしいフットボーラーであり、相手にとっては怖い存在。
この主軸をチェルシー戦で欠くことは、少なからずマンチェスター・シティにとって痛手になることでしょう。

今回のケースを教訓にして、それぞれのプレイヤーが注意をしていきたいですね。

さて、プレミアリーグ第12節を終えた段階で、トップ4の順位関係は、次のようになっています。
■1位:リバプール(勝ち点34)
■2位:レスター(勝ち点26)
■3位:チェルシー(勝ち点26)
■4位:マンチェスター・シティ(勝ち点25)

リバプールとしては、当然ながら、2位レスター、3位チェルシーに勝ち点差を縮められないようにする必要がありますが、やはり最大のライバルはマンチェスター・シティだと言っていいでしょう。
一方で、リバプールは首位なのですから、他のチームの動向に関わらず、自分達の試合に集中すること!
そこが大切だと思います。
そういった意味でも、次節のクリスタルパレス戦に、今は集中したいですね。
マンチェスター・シティ対チェルシー戦の結果如何では、トップ4の図式に変動が起こる可能性もあり、注目の次節となりそうです。

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