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息子を誇りに思いスターリングを非難しないとしたジョー・ゴメスの父


イングランド代表のトレーニング場にある食堂において、スターリングとジョー・ゴメスの間にトラブルがあったことは、既に多くの皆様がご承知のことと思います。
リバプールがマンチェスター・シティに勝利した直後だっただけに、何かとエキサイティングな様相を呈す可能性がありましたが、今は落ち着いており、ジョー・ゴメスも問題なく過ごしているようです。
今回の件について、ジョー・ゴメスのお父さんがコメントを出しています。

ジョー・ゴメスのお父さんは、Mirrorに心中を明かしており、息子が取った態度を誇りに思っていること、スターリングを非難する考えはないことを語っています。
お父さんの言葉からは、スターリングがエキサイトしてしまった気持ちも理解できるというニュアンスのことが伝わって来るし、息子であるジョーが取った態度は誇りであり、もう謝罪を受け入れており、ジョーも家族もハッピーだとしています。

ここでは、その一部、断片で恐縮ですが、ジョー・ゴメスのお父さんの言葉をご紹介したいと思います。
なお、ジョー・ゴメスのお父さんは59歳だそうです。

Augustus Gomez
彼(ジョー)が予期していないときに、それは起こった。
彼は、それを払いのけ続けたよ。
今日はトレーニングをしており、顔の傷以外は大丈夫だ。
彼は元気だよ。本当に元気でいるよ。
私は、彼と話をしたし、彼の代理人とも話をした。
ただ、幸せであってほしい、笑顔でいてほしいということなどをね。
彼は、自分の仕事にとても情熱を傾けているんだ。
ラヒームからは、謝罪があった。
私達は、ただジョーが幸せであることを見たいだけなんだ。
彼の妻が幸せであることとね。
私達は、幸せだよ。それがすべてさ。
ラヒーム・スターリング、彼のせいではないよ。
ファンは彼を興奮させていたし、彼はそれでフラストレーションを吐き出したのだろう。
私達皆が、そのことを理解している。
それがフットボールであり、私達は人間だからね。

ラヒームのせいではない。
と、ジョー・ゴメスのお父さんは言います。
ただ一言、偉いお父さんだな!と、私は感じてしまいました。

自分の息子が絡まれて、顔に傷を付けられれば、非難もしたくなることでしょう。
こういうのを大人の対応というのかもしれませんが、ジョー・ゴメスのお父さんの言葉からは、そのような匂いはなく、何か深い愛のようなものを感じます。
ジョー・ゴメスのお父さんが許したのです。
この件は、これで終わりにして、あとはピッチで正々堂々と戦いましょう!

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