来る1月での移籍市場、さらには来年の夏と、リバプールがどのポジションに誰を連れてくるのかは、やはり興味深いものがあります。
ところで、リバプールが関心をもって注視しているプレイヤーとして、ゲンク所属、サンダー・ベルゲ(ノルウェー)の名前がメディア上に浮上しています。
話の発端は、ゲンクのスポーティング・ディレクターの発言のようです。
ゲンクといえば、ご存知のとおりチャンピオンズリーグ・グループステージで、リバプールと同じグループEに属しており、両チームは既に2試合を戦っています。
今回、記事にしているのはtalksportで、リバプールがサンダー・ベルゲに注目しているというものです。
一方、同誌はナポリもサンダー・ベルゲを欲しがっているとしています。
ナポリもグループEに入っていますので、もし報道が本当だとしたならば、実際に戦ったチーム達が、サンダー・ベルゲを高く評価したことになります。
ゲンクのスポーティング・ディレクターは、リバプールとナポリが彼に興味を持っていることは知っていると発言をしたそうで、そのことがニュースに繋がった模様。
リバプールとゲンクが対戦をした際には、試合終了後にユルゲン・クロップ監督がサンダー・ベルゲのところへ行き、素晴らしいパフォーマンスだと讃えたとされています。
ユルゲン・クロップ監督という人は、試合が終われば、相手チームのプレイヤーに声をかけることは珍しくありませんが。
今回の報道では、移籍金についても若干触れられており、ナポリは£18mを提示するだろうとされています。
サンダー・ベルゲは、1998年2月14日生まれの21歳で、既にノルウェイのA代表出場経験も持っています。
ポジション的には、アンカーだと言っていいと思います。
ただ、非常に特徴的なのは、その身長であり、190cmを超える長身プレイヤー。
アンカーとして、ディフェンスラインの助けに入ることがあれば、空中戦でもアドバンテージを握れそうです。
最近感じるのは、いろいろ移籍の噂が飛び交う中、ノルウェイには優れた若手が出て来ているのだな!ということ。
リバプールはといえば、アンカーといえばファビーニョがおり、いまや絶対的な存在となりつつあります。
ただ、ファビーニョを欠いた場合にどうするか?という課題があるのも事実。
いまは、アダム・ララーナにアンカーを任せることで過密日程をこなしていますが、本来アダム・ララーナは、もっと前にいた方が才能を発揮できるタイプでありましょう。
この時期には、いろいろな噂が飛び交うものですが、もしチャンピオンズリーグで、グループEの試合を観るならば、ゲンクの25番に注目してみるのも面白そうです。