フットボール界では、こと代表チームで言えば、最も大きな大会はワールドカップであり、ヨーロッパであれば、ワールドカップの中間年に開催されるユーロがありますね。
さて、来年は東京でオリンピックが開かれますが、モハメド・サラーがエジプト代表に呼ばれる可能性についてエコーが報じています。
エジプトU23を率いる監督が示唆したと同誌が記事にしているものです。
モハメド・サラーは、エジプトでは英雄のような存在であり、もしオリンピックに出場するならば、母国は盛り上がることでしょう。
しかし、真夏の日本はとにかく暑い。
しかも、貴重なオフの期間においてリフレッシュすることが出来なくなってしまいます。
万が一、モハメド・サラーが東京オリンピックに出場するならば、オーバーエイジ枠ということになりますが、エコーが紹介している同監督のコメントを見ると、それほど積極的というニュアンスはないように、少なくとも私は受けとめました。
エジプト人として、私は彼(サラー)がリバプールでやっていることをとても誇りに思っている。
彼は素晴らしいプレイヤーであり、国全体の誇りだよ。
だが、2020年の東京へ彼を連れて行くかについて話すのは時期尚早だ。
チームにとって誰が必要かを考えた上で、私は発表することになるだろう。
仮に、モーが東京折りピックに参加することになれば、オフが取れなくなり、プレミアリーグ開幕からの出場にも影響を与えることでしょう。
クラブにとっては、現実問題として非常に痛い。
私は、フットボールというスポーツは、基本的に冬のものだと思っているし、日本の暑さは猛暑、酷暑と呼ばれるほどですからね。
コンディションを維持することも難しい。
今回の報道は、あくまで可能性について話題になったものであり、実現性は低いだろうと個人的には考えています。
また、オリンピックという大会にかける各国の力の入れ方にも違いがあるでしょうから、そのへんは見て行く必要がありそうです。