プレミアリーグ 試合日程・結果

ボーンマス対リバプール戦(プレミアリーグ第16節)の結果と感想


先ほど、プレミアリーグ第16節、ボーンマス対リバプール戦が終了しました。
試合は、0-3のクリーンシートでリバプールが勝利しています。
ポゼッションでも圧倒し、久々の無失点試合。
いろいろな意味で、リバプールにとっては良い勝ち方が出来たと思います。

まず、得点経過については、次のとおりです。
■35分:アレックス・オックスレイド=チェンバレン
■44分:ナビ・ケイタ
■54分:モハメド・サラー

これからの過密日程時に活躍をしてほしいオックスレイド=チェンバレンとナビ・ケイタが揃ってゴールを決めたということで、リバプールにとっては非常にポジティブなことではないでしょうか。

まず、先制ゴールとあったオックスレイド=チェンバレンのシュートですが、ジョーダン・ヘンダーソンが自陣から縦へとロングフィード。
前線へ駆け上がりつつ、背後から来たボールをオックスレイド=チェンバレンがダイレクト、右足のボレーで決めています。

リバプールの2点目、ナビ・ケイタのゴールですが、まずボールを持ったナビ・ケイタがモハメド・サラーへパス。
ワン・ツーを狙ったものだと思います。
モーは、相手ディフェンダーを3人引き付けた上で鮮やかなポストプレイを見せ、ヒールでナビ・ケイタへと戻します。
抜け出したナビ・ケイタが、落ち着いて右足で押し込んだゴールでした。

さらに追加点となったモーのゴールですが、今度は中盤エリアでボールを取ったナビ・ケイタが、縦へと優しいスルーパス。
抜け出したモーが、落ち着き払って左足で相手ゴールへと流し込んでいます。

一昨シーズンに大怪我を負ったオックスレイド=チェンバレンが、プレミアリーグでゴールを決めた。
リバプール加入以来、大きな期待を背負いつつ結果が出せなかったナビ・ケイタもゴールを決めた。
今日は、ドレッシングルームの中も笑顔で溢れていることでしょう。

一点、リバプールに不安要素があるとすれば、40分の段階でデヤン・ロブレンがピッチを去ったことです。
トレント・アレクサンダー=アーノルドを投入し、右サイドバックを担当していたジョー・ゴメスがセンターバックへとまわりました。
具体的なことは、まだ分かりませんが、デヤン・ロブレンは何かしらのトラブルを抱えたものと思われます。

現在リバプールは、ジョエル・マティプを欠いており、センターバックのやり繰りが難しくなる可能性もありますね。
ファン・ダイクを休ませることが出来ない。
これが、大きな課題のひとつであり続けていると思います。

デヤン・ロブレンの件を除けば、ほぼパーフェクトな試合が出来たと思います。
ボーンマスは負傷者が相次いでおり、実際厳しい中での戦いだったし、リバプールは、表現が適切かは分かりませんが、若干省エネで勝利できた。
そんな試合だったように思います。

さらに、リバプールにとってポジティブな話題としては、地元出身のスカウサーであるカーティス・ジョーンズが、プレミアデビューを飾った試合となりました。
この若者は、間違いなく才能を持っていると思うし、今日が記念すべき日となり、先々この日が語り継がれるようなプレイヤーとして成長してほしいと思います。

ザルツブルク戦を中2日で控えている中、サディオ・マネを完全に温存出来たのも今日の成果ですね。
オックスレイド=チェンバレン、ナビ・ケイタ、さらにシェルダン・シャキリも途中からピッチに入ったし、あとはアダム・ララーナがフィットしてくれれば、中盤に関しては、何とか乗り切っていけることでしょう。
勝利し続けている中で、ファビーニョの復帰を迎えたいですね。

結びに、リバプールが使った3人の交代枠をご紹介しておきたいと思います。
リバプールにとって、得るものの多かった試合でした。
■40分:デヤン・ロブレン → トレント・アレクサンダー=アーノルド
■76分:アンディ・ロバートソン → カーティス・ジョーンズ
■87分:アレックス・オックスレイド=チェンバレン → シェルダン・シャキリ

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