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リバプール鉄壁の守護神アリソン

Alisson Becker


2019-2020シーズン。
アリソンにとっては、不運なスタートとなりました。
プレミアリーグの開幕戦で負傷。
長期離脱を余儀なくされています。
しかし、復活を果たしたアリソンは、まさにリバプールの守護神として素晴らしい存在感を示しています。

アウェイで臨んだザルツブルク戦。
この試合では、攻撃力が自慢のザルツブルクが、相当アグレッシブに向かって来たと思います。
しかしアリソンは、決して崩れることはなかった。

アリソンがゴールマウスを守っていると、キャッチングも上手いし、簡単なセーブに見えてしまうことがあります。
しかし、ザルツブルク戦でもそうでしたが、かなり難しいショットをしっかりと処理しているシーンも見られたところです。

私は、さすがはアリソン!と感じたシーンが何度かあったと思っています。
この守護神の存在は、実に大きいですね。

また、リバプールの場合には、そのアリソンの前にファン・ダイクが陣取っている。
贔屓目ではなく、アリソンとファン・ダイクの存在は、世界一のディフェンス陣だと言っていいだろうと。

リバプールとて、失点をすることはあります。
しかし、アリソンとファン・ダイクが揃っていれば、大崩れすることはない。
安心感がありますね。

ディフェンダー達も、アリソンがゴールマウスを守っていると、安心してボールを戻し、プレイを組み立て直すことが出来る。
そこには、厚い信頼関係を感じ取ることができます。
ヤシン・トロフィーの初代授賞者、その名に恥じない名ゴールキーパーだと思います。

フットボールとは、直接関係がないと言えばそうですが、アリソンは人柄もいい。
私は、よく感じることがあります。
アリソンは、何て綺麗な目をしているのだろうと。

アリソンとて、ごく希にですがミスをすることだってある。
しかし、アリソンの凄いところは、たとえミスをしても、まったくメンタルを乱さず、すぐに立て直すこと。
これは、ゴールキーパーにとって、素晴らしい資質だろうと思います。

今更ながらではありますが、アリソンのことを書きたくなりました。
リバプール鉄壁の守護神。
もしかしたら、クラブ史上に名を刻む最高のゴールキーパーと呼ばれる日が来るかもしれない。
そうあってほしい!と、私は密かに願っています。
リバプールは、本当に素晴らしいゴールキーパーを連れて来たものです。
アリソンの益々の活躍に期待して。

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