移籍関係

南野拓実の移籍を巡りリバプールとザルツブルクがクラブ間基本合意か


リバプールとザルツブルクといえば、つい先日対戦をしたばかりですが、チャンピオンズリーグ・グループステージが終了するのを待っていました!とばかりに、南野拓実に関するニュースが過熱しています。
BBCなどをはじめ、ほとんどの英国メディアが、南野拓実のリバプール入りについて記事にしており、どれも大きな見出しと共に紙面を飾っています。
この動きについてですが、たとえばTelegraphによれば、リバプールとザルツブルクのクラブ間においては、基本合意に達したと報じられています。

同誌によれば、前述したようにクラブ間は合意に達し、残すのは個人合意とメディカルチェックの段階になっているとのこと。
移籍金については、英国各誌は足並みを揃えており、£7.25mだとされています。

今回の件については、ザルツブルクのクリストフ・フロイントSDが、リバプールと話し合いを行っていることは事実であると発言したことをザルツブルクの公式Twitterが伝えていました。
また同氏は、「リバプールのようなクラブが我々のプレイヤーに関心を持ってくれることは、とても名誉なことだ」と、発言したとされています。

南野拓実は、1995年1月16日生まれの24歳。
そのプレイスタイルやどのような特徴を持っているかについては、私が書くまでもなく、読者の皆様の方がお詳しいことでしょう。

Telegraphの報道へ戻ると、リバプールのマイケル・エドワーズが、既に11月の時点からザルツブルクのクリストフ・フロイントSDとの話し合いを重ねており、チャンピオンズリーグ・グループステージが終了するのを待って、本格的な交渉を行うことで一致していたとされています。

レッズが、南野拓実に関心を持っているという類いの報道は、以前からあったわけですが、ここまで大々的な記事になるとは、正直、私自身も驚いております。
もし、ファンの間から意見が出るとすれば、果たして南野拓実はリバプールにフィットするのか?という部分かと思います。

その点についてですが、リバプールとザルツブルクは、CLのグループステージで2試合を戦っており、ユルゲン・クロップ監督は、目の前でそのプレイを見ていたことになります。
もし、本当にユルゲン・クロップ監督が、南野拓実を欲しいと望んでいるのならば、当然リバプールのスタイルにフィットすると考えているからでありましょう。
ユルゲン・クロップ監督の場合には、連れて来る新プレイヤーをほとんど外さないことでも知られています。

報道どおりだとすれば、リバプールとザルツブルクとの間には問題はなく、あとは南野拓実が、リバプールの提示する条件を飲むか、更にメディカル・チェックとなります。
1892年に設立された伝統を持つリバプール。
仮に、南野拓実のリバプール入りが実現した場合、クラブ史上初の日本人プレイヤーとなります。
リバプールが、本当に欲しいならば、1月も早い段階からチームへと合流させたいところでありましょう。

近年では、ファン・ダイクのケースでも年内には移籍が公式発表され1月1日付けでレッズのプレイヤーになるという事例があります。
果たして、今回の噂が打上花火に終わるのか?
それとも、現実のものとなるのか?
メディアにおける記事の出方を見ると、少なくともリバプールとザルツブルクが接点を持っていると見ることが妥当でしょうか。
今後の推移が注目されます。

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