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南野拓実のリバプール加入を歓迎するアダム・ララーナ

Takumi Minamino


リバプールのクラブ史上初となる日本人プレイヤーの誕生。
南野拓実は、ザルツブルクのプレイヤーとしてチャンピオンズリーグでリバプールと対戦。
その評価を高めました。
2020年1月1日には、晴れて正式にレッズのプレイヤーとなる南野拓実ですが、その移籍金は£7.25mだと各種メディアでは報じられています。

ところで、リバプールが南野拓実を新戦力として獲得したことで、アダム・ララーナの立場が厳しくなるのではないか?
そういった意見も時折目にすることがあるわけですが、当のアダム・ララーナは、今回の獲得劇を「素晴らしいサインだ」とし、チームのクオリティーが高まることを歓迎しているようです。

アダム・ララーナの言葉は、LFCのオフィシャル・ウェブで紹介されていますが、そのことについてMirrorも記事として取り上げています。
その中で、アダム・ララーナは、たとえばこんなことも言っています。

Adam Lallana
また、競争が激しくなるだろうね。
それはポジティブなことだよ。
競い合うほどに、トレーニングのレベルは高くなる。
水曜日、土曜日、あるいはいつであっても、プレイをするたびにクオリティ-が高くなることを意味するんだ。
ぼく達が、新しい戦力を追加したことは、本当に素晴らしいニュースだよ。
帰ったときに(カタールから)、彼に会えることをとても楽しみにしているよ。

Adam Lallana

アダム・ララーナが大人の対応をした感があります。
また、正直な気持ちでもあることでしょう。

これまでも激しいポジション争いの中でやって来たアダム・ララーナ。
歓迎をし、チームメイトとして力を合わせつつ、出場機会を得るために、よりハードに臨んで来ることでしょう。
それは、たとえばシェルダン・シャキリあたりにとっても同様のことが言えます。

南野拓実は、そういうチームに身を投じた。
ただ、リバプールとしては、攻撃的なプレイヤーを欲しがっていたことは事実だと思うし、過密日程を乗り切るための戦力になってほしいですね。
リバプールは、新しいプレイヤーを初日から家族のように迎えると、よく言われます。
そのファミリーの一員に南野拓実がなる。
思えば、日本という国にとって特別なことが起こるのだという感があります。
また、それはそれとして、ぜひリバプールFCのメンバーとして、国境を越えて、真の家族として長く活躍し、愛し、愛されてほしいですね。

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