既にお伝えをしたように、プレミアリーグ第21節として開催されたサウサンプトン対トッテナム戦は、ダニー・イングスのゴールにより、1-0でサウサンプトンが勝利しています。
トッテナムにとっては、実に痛い敗戦ですが、さらに不安要素が発生しています。
1点を追いかける展開の中、セットプレイを獲得したトッテナム。
フリーキックからハリー・ケインがネットを揺らすも判定はオフサイド。
このときのプレイにより、ハリー・ケインはハムストリングを損傷し、ピッチを後にしています。
ハリー・ケインにアクシデントが起きたのは73分のことで、腿裏に手を当てて、足を引きずり気味にしてピッチから去る後ろ姿には寂しさが漂っていました。
ハムストリング損傷だということは、ジョゼ・モウリーニョ監督も認めていますが、その程度については明言を避けています。
試合終了直後では、詳しいことは言えないでしょうね。
ただ、ハムストリングだとなれば、次節に待っているリバプール戦出場は難しいと見ることが妥当でしょうか。
また、トッテナムですが、ファーストハーフの途中で、エンドンベレをも負傷で欠いています。
こちらはそけい部を痛めたものだそうで、元々エンドンベレは、怪我を繰り返していたことから、やはりリバプール戦は難しいかもしれません。
ただ、手負いの獅子というものは、底力を見せるケースもあるし、リバプールとしては、万全の準備をし、全力で叩きに行きたいですね。
勿論、その前にすべきことがあり、今はシェフィールド戦に集中をすることが最重要です。
プレミアリーグでは、トッテナムに限らず、負傷者が続出しており、やはり年末・年始の過密日程は鬼門だとも言えそうです。
ここにFAカップも入ってくるわけですから、いかに効果的にターンオーバーを採用できるかが、より重要になってきそうです。
これ以上の負傷者を出したくないリバプール。
まずは、シェフィールド戦をよく見て、それから今後を考えてみたいと思います。