先ほど、アンフィールドで開催されたFAカップ3回戦、リバプール対エバートン戦が終了しました。
試合は、1-0のクリーンシートでリバプールが勝利!
FAカップ4回戦勝ち上がりを決めています。
決勝ゴールを決めたのはカーティス・ジョーンズ!
スカウサーが大仕事をやってのけました。
カーティス・ジョーンズのゴールが決まったのは71分のことで、ディボック・オリギが戻したボールを引き取り、ボックスのやや外、左寄りから綺麗な右足のキックを決めています。
カーブを描き、美しいラインで相手ゴール右隅に吸い込まれていったショット。
素晴らしいゴールだったと思います。
リバプールは、スタメンの紹介でも触れましたが、若手主体のチーム。
一方のエバートンは、ほぼレギュラーメンバー。
考えようによっては、リバプールはフレッシュであり、エバートンは新鮮な戦力を送り込めなかった。
ファーストハーフとセカンドハーフ。
アドリアンがプレイをした頻度の違いを見れば、両チームにあるエネルギーの差は明らかだったと思います。
さすがに、ファーストハーフは、エバートンが攻勢に出ていましたが、アドリアンがファインセーブを見せるなど、リバプールが凌いでいます。
これが、セカンドハーフに生きたと言っていいでしょう。
今回の試合は、伝統のマージーサイドダービーであり、エバートンは主力級を送り込み。
その試合で勝利したのですから、若手達にとっては大きな歓びであり、自信に繋がったことと思います。
得るものが多かった試合ですね。
勿論、より良くなるための課題を学んだことも含めて。
今日の試合のヒーローは、カーティス・ジョーンズということになると思いますが、私の個人的な感想では、ジョー・ゴメスが本当によくやってくれた。
そう実感しています。
さすが!と言いたいし、シニアの貫禄を発揮してくれましたね。
また、ベテランのアダム・ララーナもよく走り、よくプレスをし、果敢なタックルにも挑んでいた姿が印象的でした。
マージーサイドダービーでデビューを果たした南野拓実には、心からおめでとう!と、言いたいと思います。
まだ、リバプールへやって来て僅かな日数であり、これからフィットして行くだろうし、チームメイト達もタクミの良さを活かしてくれるようになることでしょう。
リバプールというクラブでデビューを果たしたことは、ある意味歴史的な出来事だと私は思います。
若手のチームで勝利!
しかもクリーンシート!
リバプールにとっては、してやったり!ですが、唯一心配な点があるのは、試合開始早々にジェイムズ・ミルナーが負傷交代をしたことです。
キックオフ後、約7分あたりのプレイで足を痛めており、8分にはヤセル・ラローチと交代をしています。
ジェイムズ・ミルナーは、怪我に強い人だし、余程痛みがあったに違いありません。
ただ、ミリーは、回復も早い鉄人ですから、一日も早い復帰を祈りたいと思います。
リバプールとしては、もしジェイムズ・ミルナーがしばらくプレイが出来ないとした場合、いろいろ影響が出て来ることになりますね。
アンディ・ロバートソンのバックアップをどうするか?
これは、ジェイムズ・ミルナーの診断次第では、本気で左サイドバックを探す必要が生じるかもしれません。
なお、リバプールですが、この試合で3人の交代枠を使っています。
■8分:ジェイムズ・ミルナー → ヤセル・ラローチ
■70分:南野拓実 → アレックス・オックスレイド=チェンバレン
■79分:ハーヴェイ・エリオット → ライアン・ブリュースター
怪我からの復活を果たし、途中からピッチに入ったアレックス・オックスレイド=チェンバレンですが、私の目には、とてもコンディションが良いように映りました。
また活躍をしてくれることでしょう。
頼もしい存在が帰って来ました。
いつだって勝ちたいマージーサイドダービー。
若手達が奮闘し、ベテランが違いを出した試合だったと思います。
グッジョブでした!