ジョー・ゴメスのことを書いてみようと思います。
FAカップ３回戦では、若手によるディフェンスラインで臨んだリバプールにあって、ジョー・ゴメスは非常に広いエリアをカバーしていたと感じます。
また、リバプールにとって明らかなことは、クリーンシートを続けて達成して来ているという事実。
リバプールは、プレミアリーグの首位を走っており、実はチーム失点数も元々多くはありませんでした。
ただ、クリーンシートが少なかった。
そのことを指摘する筋がいたわけですが、リバプールは１２月に入ってから多くのクリーンシートを成し遂げており、よりチームとしての安定感を増していますね。
その成果を得た功労者の一人に、ジョー・ゴメスの存在があると思います。
昨シーズン、怪我を負い、なかなかベストコンディションに戻らなかった事実はありました。
実際、プレミアリーグがスタートし、ジョエル・マティプが好調さを発揮。
そのジョエル・マティプが負傷をすれば、今度はデヤン・ロブレンが起用されるようになった。
実質、ジョー・ゴメスは４番手のセンターバックという位置づけになっていました。
しかし、デヤン・ロブレンまで怪我を負うという緊急事態が起き、ジョー・ゴメスにチャンスが巡って来ます。
よく立ち直ったと思うし、日頃から懸命にトレーニングに励んで来た成果でありましょう。
ジョー・ゴメスは、まだ若いし、センターバックとしての資質に恵まれています。
まだまだ良くなるはず。
自分の序列が下がったとしても、決して諦めず、向上しようとする心根。
それが大切なのだと思います。
言うは易く、実行するのは、たいへんな努力が必要なものではないでしょうか。
今のジョー・ゴメスならば、十分にセンターバックのレギュラー争いに加われますね。
ぜひ、ポジティブで健全な競争が起こってほしいと思います。