プレミアリーグで無敗を続けるリバプールにとって、まず難関であったのは、クラブワールドカップ出場を含む12月の過密日程をどう乗り切るかというところにあったと思います。
そんな中、センターバックの2人、ジョエル・マティプとデヤン・ロブレンを怪我で欠き、代わりが出来るファビーニョも負傷離脱。
非常に厳しい条件下にあったわけですが、見事に乗り切りましたね。
チーム全員が一丸となって戦った結果だと思うし、特にジョー・ゴメスが頑張った。
また、アンカーを務めたジョーダン・ヘンダーソンの貢献度も高かったと思います。
さらに言えば、いて当たり前と思ってしまうファン・ダイクが、ずっと試合に出場し続けてくれていることが、リバプールには大きかったですね。
さて、ファビーニョの復活が近いことは、ひとつ前の稿で書かせていただきましたが、LFCが取り上げているところによれば、ジョエル・マティプとデヤン・ロブレンの復帰も見えて来ているようです。
それも近いうちに。
リバプールは、ようやくシニアのセンターバック4人体制を取り戻すことが出来ます。
シーズン前半は、ジョエル・マティプの好パフォーマンスが光ったリバプール。
ジョエル・マティプが怪我をした後には、デヤン・ロブレンが奮闘をした。
そしてジョー・ゴメス。
ジョー・ゴメスは、巡って来たチャンスをしっかりと活かし、自らの力量を示すことをやってのけました。
実際、ジョー・ゴメスがスタメン出場になってからのリバプールは、クリーンシートを続けるようになっており、シーズン当初と比べれば、相当評価も高まったことでしょう。
ジョエル・マティプとデヤン・ロブレンの準備が出来たとき、ポジション争いは、ある意味一からのスタートですね。
ただ、マンチェスター・ユナイテッド戦に関しては、ここまでよくやって来たジョー・ゴメスをいきなり外すことはしないように、私には思えます。
今後、リバプールはアトレティコ・マドリードとのチャンピオンズリーグも待っているし、国内ではFAカップもあります。
センターバックは、やはり4人は必要ですね。
全員が良い状態にあれば、時にはファン・ダイクに休養も与えてあげたい。
戦力が徐々に整うことで、シーズン後半へ向けて、フレッシュなプレイヤーが出場可能になることは、当然のごとくポジティブなことです。
中盤では既に、アレックス・オックスレイド=チェンバレン、シェルダン・シャキリが怪我からの復帰を果たしており、あとはジェイムズ・ミルナーとナビ・ケイタの復帰を待つことに。
大きいのは、こうして負傷者が続出した中にあっても、しっかりと勝ち点3をゲットしてきたことですね。
後半戦へ向けて、戦力が帰って来ることで充実度を増す。
良い風が吹いて来たと言ってよさそうです。