プレミアリーグ

マンチェスター・シティ対クリスタルパレス戦はドローに終わる


現地時間土曜日には、プレミアリーグ第23節として、エティハド・スタジアムを会場に、マンチェスター・シティ対クリスタルパレス戦が行われました。
チーム力を考えれば、あるいはシティのホームであることから、シティ有利と見る筋が多かったことと思います。
しかし、この試合は終了直前にドラマがあり、2-2のドローで終わっています。

先制をしたのはクリスタルパレス。
39分のことで、チェンク・トスンが決めたものです。

クリスタルパレスは、その後も粘り強く戦い、1点のリードを守って行きます。
しかし、82分の段階で、セルヒオ・アグエロに同点ゴールを許してしまいます。
さらにアグエロは、87分にも立て続けにゴール。

エースが、試合終盤での活躍を見せ、流れは完全にシティへ傾いたかと思われました。
ただ、試合はまだ終わっていなかった。
90分、試合終了直前にフェルナンジーニョのオウンゴールが記録され、クリスタルパレスが土壇場で同点に追い付いたものです。

これでシティは、ホームゲームでしたが、勝ち点1を追加するに留まっています。
現時点で、リバプールとの勝ち点差は13ポイント。
今日のマンチェスター・ユナイテッド戦でリバプールが勝利すれば、その差は16ポイントに拡がります。

さらに、それでもリバプールは1試合未消化試合がありますので、そちらでも勝利すれば、試合数が並んだとき、シティとの勝ち点差は19ポイントとなります。
19ポイントといえば、さすがに余程のことがない限り、追い付かれることはないと考えるのが妥当でありましょう。

そうなると、いかに今日のマンチェスター・ユナイテッド戦が重要かが見えてきます。
さらに、未消化になっているウェストハム戦での勝利ですね。
当然、リバプールのプレイヤー達は、シティが引き分けたことを知っており、絶対に勝ち点3を取る!という気迫をもって、ユナイテッド戦に臨むことでしょう。
いよいよ、リーグの趨勢を決定づけるタイミングが訪れたようです。

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