プレミアリーグ

リバプールはプレミアリーグ7試合連続クリーンシートを継続中!


今シーズンのリバプールは、戦績という意味において、非の打ち所がない成果をあげています。
手厳しいジャーナリスト達が、唯一突っ込む材料といえば、クリーンシートが少ないというくらいでした。
しかし、いまやその批判も口に出来なくなったようです。
マンチェスター・ユナイテッド戦でもクリーンシートを達成したリバプールは、プレミアリーグで7試合連続のクリーンシートを継続中。

リバプールが、プレミアリーグにおいて、最後に失点を許したのは、2019年12月4日に行われた第15節のエバートン戦であり、第16節のボーンマス戦から今に至るまで、1失点も喫していません。

ディフェンスは、一人で行うものではありませんが、それでもアリソンの安定感は抜群ですね。
セーブ、キャッチングと、レベルの高さを見せてくれています。

また、センターバックに負傷者が相次ぐ中、ジョー・ゴメスがフィットして来たということも大きいと、私は思います。
ジョー・ゴメスのパフォーマンスが特に向上したのは、クラブワールドカップからだったとは、私の個人的な印象です。
ジョエル・マティプとデヤン・ロブレンを欠いた中、よくがんばってくれました。

さらに、忘れてはならないのは、インサイドハーフの献身性ですね。
並外れた運動量を誇り、たとえばサイドバックが上がった場合には、よくカバーリングをし、中盤域では、厳しいチェックに行っています。

こうしたチームとしてのディフェンスの意識の高さが、無失点を実現しているのだと思います。
勿論、フロントスリーの前線からのプレスも見逃せません。

アリソンですが、プレミアリーグの開幕戦で怪我を負い、以降離脱をしていましたので、今シーズンのゴールデングローブは難しいかと思ってきましたが、このペースでクリーンシートを重ねていけば、授賞も夢ではない。
そう思わせてくれる好調さ。

ぜひ、こういった記録は続けて行ってほしいし、クリーンシートを達成することは、チームとしてのモチベーション向上へと繋がることでしょう。
攻撃力は抜群だが、ディフェンスに難あり。
そう呼ばれた時代もありましたが、もはや過去のこと。
リバプールは、ディフェンス力においても、プレミアリーグ屈指のチームであることを証明している。
そう言ってよさそうです。
目の前の一試合に集中して、この記録を出来る限り伸ばして行きたいですね。

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