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リバプールのFAカップ 若手にとってチャンスの時


現地時間木曜日に開催されたプレミアリーグのウルブス戦で勝利をおさめたリバプール。
ここからは、中2日の日程が続き、3試合連続アウェイゲームという状況にあります。
この日程で、すべての試合に主力を投入していたら、まず疲弊してしまうことでしょう。
FAカップは伝統あるカップ戦ですが、今回については、おそらく若手を多く起用することになると、私は思っています。

ただし、若手オンリーではなく、シニアのプレイヤーも絡ませてチームを編成してくるのではないか?
そのように予想をしている自分です。

リバプールがFAカップ4回戦で対戦をするのはシュルーズベリー・タウン。
リバプールのアウェイゲームとなります。

おそらく、数人の主力は遠征にも帯同させず、オフにする。
そんなプランをユルゲン・クロップ監督は描いているのではないでしょうか。

いまや、プレミアリーグ、チャンピオンズリーグが最も注目されますが、かつてFAカップは最も名誉あるタイトルだと見られていた時代もあり、もしトロフィーを獲得できるならば、狙いたいですね。
その一方で、各プレイヤーのコンディションを管理し、怪我がないようにしなければいけない。
特に、現代フットボールは運動量が多く、厳しいプレスにも行くし、スプリントの繰り返しが求められています。
どこかで休養を与えなければ、長い目で見たときに、痛い目に遭うことでしょう。

さて、リバプールのFAカップ。
私は、アダム・ララーナがキャプテンのような役割でチームを引っ張る立場になると思っています。
おそらく、ポジションはアンカーを任されるのではないかと。

経験豊富なプレイヤーといえば、ゴールキーパーはアドリアンでしょうか。
また、怪我から戻り、まだ試合に復帰していないジョエル・マティプを試す機会にする可能性もありそうです。

さらに、シェルダン・シャキリの状態が悪くなければ、こちらも出場の可能性はあるだろうと。

あとは、若手中心でしょうか。
特に、カーティス・ジョーンズあたりには、おおいに期待をしたいですね。
ハーヴェイ・エリオットもいるし、ネコ・ウィリアムズもファーストチームと行動を共にする時間が増えて来ています。

当初私は、FAカップにおいては、南野拓実のスタメンを確実視していました。
しかし、サディオ・マネが怪我を負うというアクシデントがあり、ウルブス戦でも比較的長いプレイをしています。
その後のローテーションを考慮に入れたとき、南野拓実をFAカップでスタメンで出すか?は、ユルゲン・クロップ監督の考え方次第ですね。

ただ、既にブリュースターはローンで出ており、南野拓実を起用しないとフロントのプレイヤーが不足するようにも思います。
下部リーグのチームは、捨て身で来ることもあり、決して簡単な試合にはならない場合もあります。
また、必死さゆえに、ハードなボディコンタクトが起こる可能性もある。
リバプールとしては、負傷者を出さず、良い形で勝ち上がりたいですね。

果たして、スターティング・イレブンのうち何人が若手抜擢枠となるのか。
いろいろな意味で楽しみでもあり、ここはしっかりと見ておきたいと思います。
なお、FAカップ4回戦のシュルーズベリー・タウンについては、下記のリンクで、その試合日程や放送予定をご紹介しておりますので、よかったら、ご参照ください。
『シュルーズベリー・タウン対リバプール戦(FAカップ4回戦)の試合日程や放送予定など』

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