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フィリペ・コウチーニョをリバプールへ呼び戻すことを求めるスティーブ・マクマナマン

Philippe Coutinho


バルセロナへ行きたい!
当時のコウチーニョは、熱病にかかったかのように、そのことで頭が一杯だったように感じます。
再三にわたるバルセロナからのオファーを拒否し続けたリバプールですが、結果的には本人の気持ちを翻すことはできず、£142mの移籍金で放出を決断しています。
ただ、今の状況を見ると、コウチーニョがいなくてもチームを進化させられるという考えもあったのではないか?
そのようにさえ思えて来るのも事実です。

このコウチーニョのことについて、リバプールのレジェンドでるスティーブ・マクマナマンが持論を展開したそうです。
マクマナマンは、コップから非常に人気のある存在であり、今でもファンが多く存在しますね。

このマクマナマンが、HorseRacing.Netへコラムを寄稿し、持論を述べたとのこと。
その要旨をざっくりとご紹介すると、マクマナマンとしては、コウチーニョがリバプールへ戻って来ることについて、「私はまったく気にしないよ」との意見を披露したそうです。

コウチーニョは素晴らしいプレイヤーであり、「私は彼のプレイが好きだ」と。

ただし、マクマナマンは、それを実現するには、金銭面の障壁をクリアする必要があると述べ、ファンの信頼を回復することも重要だと。

憧れのバルセロナへ行ったコウチーニョですが、現実は厳しく、好パフォーマンスを発揮することができず、出場機会についても十分なものは得られませんでした。
結果、今シーズンは、バイエルン・ミュンヘンへローン移籍をしています。

以前から、いろいろな記事を見ていると、バイエルン・ミュンヘンは、シーズン終了後、コウチーニョへの買取オプションを行使する考えはないとされています。
そうなると、またコウチーニョはバルセロナへ帰ることになります。

バルセロナで、苦い経験をしたコウチーニョが、人間的にも成長しているか?
私は、そこも大切だと思っています。

また、今のリバプールが採用している主たるフォーメーションからして、コウチーニョがコンスタントに出場出来るか?も、確信は持てません。
それでも、マクマナマンは、コウチーニョが帰って来ることを求めるとしています。

その実現のためには、出場機会に恵まれない数人のプレイヤーを放出し、獲得資金に充てる方法があると。
コウチーニョのリバプール復帰。
これについては、リバプールファンの中でも賛否両論があることでしょう。
さらに、ユルゲン・クロップ監督が、どう考えているか?が、極めて重要です。

決して良い形とは言えない決着を見たコウチーニョのバルセロナ移籍。
それでも、チームメイト達が、コウチーニョを悪く言っているところは、ほとんど見たことがありません。

いろいろ疑問符はありますが、チームメイト達が歓迎し、ユルゲン・クロップ監督が必要とするならば、マクマナマンの主張もまんざら可能性的にはゼロではないのかな?と。
それでも、買い戻すに当たっては、バルセロナが大幅な譲歩をするということが絶対条件だと私は思います。

可能性的には低いと思いますが、万が一コウチーニョがリバプールへ戻って来るようなことがあるならば、アンフィールドで骨を埋めるくらいの覚悟が必要でしょうね。
その上で、チャンピオンズリーグでは、バルセロナに本気で挑む!
マクマナマンが言ったからといって、それが実現するわけでは勿論ありませんが、来シーズンにおけるコウチーニョは、居場所をなくす可能性もあり、バーゲンになるならば、検討の余地はあるのかもしれません。
今、コウチーニョ本人は、何を望んでいるのでしょうか。

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