移籍関係

バルセロナが大幅にコウチーニョの値を下げるとの報道も

Philippe Coutino


公正に書けば、リバプールでのフィリペ・コウチーニョは、ファンからこよなく愛された存在でした。
それは事実だし、ユニフォームの売り上げ第1位になったシーズンもあります。
ファンは彼をコウチと呼び、リトル・マジシャンと賞讃をした。
そのコウチーニョに、行き場を失う危機が囁かれています。

現在コウチーニョは、ローンという形でバイエルン・ミュンヘンでプレイをしていますが、バイエルンは買取オプションを行使しないという報道が主流です。
ベストフォームにはほど遠いという厳しい意見もあります。

そんなコウチーニョですが、スペインのMundo Deportivoが取り上げており、バイエルンでの未来はなく、バルセロナでの未来もないという趣旨の報道をしています。
同誌によれば、バルセロナは来る夏でのコウチーニョ放出のために、大幅に値を下げるだろうとのこと。

コウチーニョがリバプールから去って行った際には、その移籍金は£142mだとされています。
今回の報道によれば、バルセロナは£67mで手放すとのこと。
ゴシップだと思いますし、どこまで信憑性があるかは分かりませんが、方向性としては、そのようになって行くのかもしれません。

世界中のクラブが欲しがった当時におけるリバプールの10番。
いまや、半値以下に評価額が下がったとされてしまいます。

思えば、リバプール時代のコウチーニョは大切にされていたし、コウチーニョを活かす戦い方をしていた。
彼を中心にして戦術を組み立てていたと言っても過言ではないでしょう。

以前、誰かが言っていたことが、頭の片隅に残っています。
コウチーニョは、リバプールにいるからスペシャルなのだと・・・。
そこを去れば、輝きを失うということを予知していたかのよう。

こういう状況になると、どうしても古巣であるリバプールが獲得に乗り出すか?ということが話題にのぼりますが、それはユルゲン・クロップ監督の考え次第だと私は思います。
今のリバプールに必要なのか?
それとも、呼び戻す考えは持っていないのか?

今、リバプールには3人のブラジル代表が在籍しています。
アリソン、ファビーニョ、そしてボビーことロベルト・フィルミーノ。
皆が笑顔で楽しそう。
果たしてコウチーニョは今、何を思っているのでしょうか。

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