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近年で最も好パフォーマンスを発揮しているジョーダン・ヘンダーソン

Jordan Henderson


リバプールの14番。
かつて、シャビ・アロンソが背負っていた番号を引き継いだのがジョーダン・ヘンダーソン。
キャプテンのアームバンドは、あのスティーブン・ジェラードからバトンを受けています。
このジョーダン・ヘンダーソンですが、今シーズンでのパフォーマンスは圧巻ですね。

近年におけるヘンドは、素晴らしいのは勿論ですが、どうしても怪我の不安があったのは事実。
踵に問題を抱え、シーズンを通じてプレイすることは難しくなっているかと思われました。
しかし、それは杞憂だと、今シーズンのパフォーマンスが教えてくれます。

まったく、凄い気迫です。

以前から、アップダウンの速さ、厳しさには定評がありましたが、今シーズンのそれは抜群ですね。

また、チャンスがあれば自らシュートを狙う姿勢も見せているし、右ワイドに出れば、全力でスプリントを敢行している姿が印象的です。

リバプールには、きら星の如くスターが揃って来た。
ただし、その多くはレッズへとやって来て才能が開花したプレイヤー達。

たとえば、スーパーという意味で言えば、ファン・ダイクであり、サディオ・マネがおり、モハメド・サラーもいます。
さらに、チームに最上級の貢献をしているボビーことロベルト・フィルミーノを忘れることも出来ません。

そんな中にあっても、もし今シーズンにおけるリバプールの最優秀選手を選ぶとしたならば、現時点ではヘンドではないか?
と、私はふと考えることがあります。
そらくらい、今のヘンドはいいですね。

キャプテン自らが、全力で90分間を戦い、汗を流す。
この姿を見たら、若手プレイヤー達だって、怠けるわけにはいきません。
これがリバプールの強さを支えているひとつの要素でしょうか。

スティービーからキャプテンの大役を委ねられた際には、何かとプレッシャ-もあったと思いますが、いまや堂々たるキャプテンぶり。
ヘンドのファイティング・スピリットは、燃えさかり、まだまだその炎は衰えそうにありません。
頼もしいキャプテンです。

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