フットボール界は、季節を問わず移籍にまつわる話が湧いてくるわけですが、信憑性がありそうなものもあれば、論外と思えるものまで様々ですね。
ただ、メディアが取り上げる背景というものを考えてみるのも、これまた楽しみのひとつかとは思います。
さて、今回リバプールの補強関連で記事になっているのは、リバプールとマンチェスター・ユナイテッドが、アーセナル期待の若手プレイヤーであるブカヨ・サカ(イングランド)をモニタリングしているというもの。
ブカヨ・サカはロンドン出身で、アーセナルのアカデミー育ちです。
まだ18歳ですが、今シーズンのプレミアリーグでは、既に15試合の出場を果たしており、アーセナルファンにとっては将来へ向けた期待の星だと言っていいでしょう。
このブカヨ・サカに、リバプール、マンチェスター・ユナイテッド、さらにバイエルン・ミュンヘンが関心を示していると報じているのはMirrorです。
どうも、アーセナルとブカヨ・サカの契約がどうなるのか?
その部分を注視しているとされています。
同誌によれば、アーセナルはライバルチームに彼を引き抜かれないために、長期契約を結びたい意向だとされていますが、今シーズン、アーセナルが置かれた状況を見ると、どう転ぶか?は、未知数ですね。
ブカヨ・サカは、利き足が左で、ワイドから攻撃を仕掛け、カットインも出来るタイプだと言っていいと思います。
攻撃的なポジションであれば、柔軟に対応できるだけのクレバーさも持っています。
一方、ブカヨ・サカは、左サイドバックでもプレイが可能。
今回の報道を見るに、むしろこの点が注目を集める要因になっているように見受けられます。
まだ18歳ということで、最も適正があるポジションはどこなのか?
それを見出してあげることも重要ですね。
リバプールには、若手の育成にかけて抜群だとされるユルゲン・クロップ監督がいます。
また、左サイドバックもこなせるとなれば、願ったり叶ったりということにもなりますが。
アーセナルとすれば、引き留めのため出来る限りのことをするだろうと思われます。
ガナーズファンにとって期待の星である存在だけに、今後の動向が注目されます。