Adam Lallana
今夏での動向が注目されているアダム・ララーナ。
今シーズンをもってリバプールとの契約が満了となるわけですが、現時点では海外のクラブとの間であれば、交渉は自由に行える状態になっています。
一方、レスターのようにプレミアリーグに属しているクラブと交渉をするためには、リバプールの許可を得る必要があります。
今回、Sky Sportsが報じているところによればですが、レスターが、アダム・ララーナの代理人と接触をしたとのこと。
同誌によれば、リバプールはアダム・ララーナに新たなオファーをする用意がなく、それを許可したと。
報道は、あくまで報道であり、リバプールに契約更新の意思がないという部分は、まだよく見てみないと分からないだろうと、私は思っています。
一方で、アダム・ララーナの心情を考えたとき、あるいは年齢面のことに目を向けたとき、アダム・ララーナが望む道を選択させてあげたいという気持ちもあります。
たとえば、今年の夏における移籍市場で、リバプールがミッドフィールダーの獲得に動くプランを持っていれば、さらにアダム・ララーナは激しい競争に直面することになります。
出場機会が、さらに減少する可能性も完全には否定できません。
今回の報道によれば、レスターを率いるブレンダン・ロジャーズ監督は、アダム・ララーナはレスターに完璧にフィットすると考えているとか。
冷静に見て、アダム・ララーナであれば、怪我さえなければ、リバプール以外のチームへ行けば、コンスタントにスタメンを張れるだけの能力は持っていますからね。
ただ、私は思うのです。
今シーズンは、まだ終わっていない。
リバプールが、アダム・ララーナの力を必要とすることもあるはず。
そのときには、ぜひ猛アピールをしてほしいですね。
才能豊かなイングランド代表は、まだまだ底力を秘めていると思うからです。
最終的には、アダム・ララーナの意思、希望を優先してあげてほしいとは思う一方で、残りシーズンでの活躍を祈らずにいられません。