移籍関係

リバプールに夏での補強が必要な理由


昨年の夏、今年の1月と、大きな補強には動かなかったリバプール。
2020年の夏こそは、新しい血を入れる必要性に迫られていると、個人的には思っています。
今のメンバーは強力であり、世界屈指の攻撃力と守備力を持っている。
それは事実です。
ではなぜ、補強が必要だと考えるのか。

2019-2020シーズンのリバプールは、プレミアリーグで独走状態となっています。
チャンピオンズリーグでも2シーズン連続での決勝進出を果たしている。

それを見れば、いかに戦力が充実し、戦術も熟成されて来たかを見て取ることができます。

一方、ライバルであるマンチェスター・シティを見てみると、ほぼ毎年のように国内カップ戦でも上位に進出し、実際タイトルを勝ち取って来ています。
リバプールとの違いは、そこにあるのだろうと私は思っています。

優先順位で行けば、プレミアリーグ、チャンピオンズリーグが上位であることは、衆目の一致するところ。
ただ、出来ることならば、国内カップ戦でも好成績をおさめたいですね。

その場合、まずひとつには若手の台頭、ブレイクへの期待があります。
さらに、ハードスケジュールをも苦にしない層の厚さを実現する必要があると思うのです。

特に、来シーズンは、アフリカネーションズカップ開催の関係で、サディオ・マネとモハメド・サラ-、それにナビ・ケイタが、同時期にチームを離れる可能性が濃厚となっています。
ここを乗り切るためには、やはり彼等に見劣りしない戦力補強が必要ではないでしょうか。

欲を言えば、センターバック事情をどう考えるか?も大切ですね。
実際、ファン・ダイクは、ほとんど休めておらず、真に信用できるセンターバックの確保も視野に入れる可能性はあると思います。

また、左サイドバックの本職ですね。
アンディ・ロバートソンは、献身的に働いてくれますが、やはり怪我のリスク、疲労度を考えると、万全の体制を整えたいリバプール。

果たして、来る夏に、リバプールはどう動くのか?

ヨーロッパ最強と称されるフロントスリーを持つリバプールですが、フォワードの人数という点では、やはり持ち駒が少ないことは否めません。
前述したアフリカネーションズカップのことを踏まえても、やはり夏での補強は必須か。
そう思えてきます。

この夏、リバプールがどんなプランを立て、動いているのか。
今後も様々なニュースが湧いて来るでしょうが、しっかりと見極めたいですね。
より強いチームを目指して。

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