ヨーロッパカップ戦 プレイヤー

来週の復帰へ向けてピッチを上げるジョーダン・ヘンダーソン


リバプールのキャプテンを務める14番。
言わずと知れたジョーダン・ヘンダーソン。
以前にも書かせていただきましたが、今シーズンのパフォーマンスは近年において最高の出来だと言っていいと思います。
そのヘンドが、怪我を負ったのは、アトレティコ・マドリードとのファーストレグのこと。

ヘンドがいないのは実際痛手ですが、リバプールはミッドフィールダーが豊富であり、そこまで極端に戦績が落ち込むとは、私は考えていませんでした。
不在の穴は埋められると思っていたというのが、偽らざる思いです。

しかし、何の因果か、ヘンドが不在となったリバプールは、思うような結果を出せない試合が続いてしまいました。
ヘンドの穴を埋めるプレイヤーはいると思いますが、あの精力的なアップダウン、とりわけ攻守の切り替えの速さは、なかなか真似ができないのも事実ですね。

アトレティコ・マドリード戦では、ハムストリングに問題を抱え、ヘンドは79分の段階でジェイムズ・ミルナーと交代。
ピッチを後にしています。

あのとき、ピッチに倒れ込んだヘンドを見たファビーニョが、すぐに交代を要求する仕草をしたので、私はちょっと気になっていたものでした。
やはり、軽い怪我ではなかった。

しかし、ヘンドは今も戦っているようです。
Daily Starが報じるところによれば、ヘンドは来週での復帰へ向けて、リハビリのピッチを上げているとのこと。
アトレティコ・マドリードとのセカンドレグに間に合わせるようがんばっているとされています。

ここでもし、本当にヘンドが復帰を果たし、アトレティコ・マドリードに快勝をしたならば、リバプールのシーズン最優秀選手はヘンドで良いかもしれませんね。

ヘンドは戦う男だし、おそらく復帰へ向けて全力を傾けていることでしょう。
自分が不在の間に無敗記録は途絶え、キャプテンとして責任も感じている。
そういう男だと思います。

リバプールのメンタリティーに火をつけるか!
元来、ファイティング・スピリットを持っているチームですから、あとは着火剤がいればよい。
その役割をヘンドが果たしてくれるか!

今、誰よりも悔しい思いをしているのは、もしかしたらヘンドかもしれません。
そのハートに火をつけている様が目に浮かびます。
リバプールのキャプテン。
ジョーダン・ヘンダーソンも戦っている。
私は、心からのエールを送りたいと思います。

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