マンチェスター・シティ戦で、リバプールでの初ゴールを決めたロベルト・フィルミーノですが、得点シーン以外でも、多々素晴らしいものを見せてくれましたね。
過日もちょっと触れましたが、確かな個人技を持っていると共に、とにかくボディ・バランスの良いプレイヤーだと、私は感じています。
さて、ディートマー・ハマンは、当然のことながら、ブンデスリーガに詳しく、フィルミーノのことも、かねてから高く評価していました。
そのハマンが、フィルミーノの才能を改めて称賛し、これからのリバプールにとって、大きな財産になる!という趣旨の発言をしています。
(DH)
彼は、実に才能あふれるプレイヤーだよ。
コウチーニョとは、またちょっと違ったタイプだ。
彼は、偽9番、あるいはセンター・フォワードとしての役割も出来るからね。
時に、ブラジル人あるいは南米のプレイヤーが、プレミアリーグへ来るとき、フィジカルに適応できるか?と訊かれることがあるんだ。
しかし、彼のメンタリティーは、南米よりもドイツあるいはヨーロッパ的だと、私は思うんだ。
彼は、ドイツでの挑戦から、決して逃げ出そうとはしなかったよ。
精神的な強靭さとあいまって、驚くべき才能を兼ね備えているね。
彼は、これから長い期間に渡って、リバプールの大きな財産になると、私は思うよ。
前述もしましたが、ハマンは、元々フィルミーノのことを高く評価していました。
その期待に、見事に応えてくれたのが、マンチェスター・シティ戦だということでありましょう。
ゴールという結果を出した今、フィルミーノは、より自由に、より伸び伸びとプレイも出来ることでしょう。
リバプールの10番、11番コンビは、夢を見させてくれる存在になると思うし、極上のハーモニーを沢山奏でてほしいですね。
思えば、フィルミーノとコウチーニョが、ブラジル代表に呼ばれず、ユルゲン・クロップの元で、2週間の時間を得たことは大きかった。
私には、そんな気がして仕方ありません。
さらに、リバプールで輝くことで、必ずやまた、ブラジル代表からも声はかかることでしょう。