ヨーロッパカップ戦 試合日程・結果

リバプール対ボルドー(EL)の結果と感想

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さきほど、アンフィールドでのヨーロッパリーグ、対ボルドー戦が終了しました。

結果から書くと、2-1でリバプールが勝利!
この勝利により、リバプールは、最終節を待つことなく、グループリーグ突破を決めています。

週末にスウォンジー戦が控えていること、数人のメンバーを入れ替えて試合に臨んだこともあり、マンチェスター・シティ戦のようなエレガントな試合というより、泥くさくても勝利を!と、私は考えていたので、結果オーライ!と、捉えていいと思っています。

まず、得点経過ですが、リバプールが先制点を許す展開となりました。

▲33分(失点)
・38分(ジェイムズ・ミルナー:PK)
・45+1分(クリスティアン・ベンテケ)

失点シーンは、リバプールのディフェンスが崩されたものではなく、シモン・ミニョレがボールを持ち過ぎたという判定でファールを取られ、ゴール前からの間接フリーキックを決められたもの。

私は、以前から何度か書いておりますが、ミニョレに改善すべき点があるとすれば、ボールをキャッチした後の展開(キック)の迅速さだと思います。
ちょっと、流れを止めてしまう傾向にあるので、今回ファールを取られたことで、今後改善してほしいですね。

ただ、失点した後5分で同点に追いつけたのは大きかった。
左サイドからミルナーが、ペナルティーエリア内に浮き球のクロスを放り込んだ際、ボックス内にいたベンテケが、相手ディフェンダーに倒されPK。
これをミルナーが、落ち着いて決めました。

決勝点となったベンテケのゴールは、まさに豪快で、クラインが右サイドから入れたクロスを一度トラップし、シュートコースを自ら作り、右足で振り切り、ゴールネットに突き刺したものでした。

課題をあげようとすれば、もちろん幾つかはあったと思います。
たとえば、ロベルト・フィルミーノのボールタッチ数が少なかったことと、なかなかプレイに関与できなかったことは事実だと思います。

しかし、シティ戦と比べると、フィルミーノの近くに、今回はフィリペ・コウチーニョとアダム・ララーナがいなかったわけで、コンビネーション、戦術の部分で、フィルミーノにとっては、なかなか難しい展開だったかもしれません。

また、ルーカス・レイバとジョー・アレンは、それぞれはよくやっていたと思いますが、2人を並べてしまうと、前に展開するクリエイティブさに欠ける部分もあったとは思います。

とはいえ、今回は、スウォンジー戦もにらんだ上でのメンバー入れ替えを施した試合。
何より、勝利することが最重要目標でした。

ベストな状態ではなくても勝てる。
それこそ、強いチームになるために必要なことではないでしょうか。

これで、あと1試合残ったヨーロッパリーグのグループリーグも、メンバーを入れ替えやすくなったし、まずはいい結果で終わったと言えると思います。

プレイヤー達には、おつかれさま!と、言いたいですね。

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