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再度のブレイクが楽しみなアレックス・オックスレイド=チェンバレン!

Alex Oxlade-Chamberlain


アーセナルで活躍をしていたアレックス・オックスレイド=チェンバレンが、リバプールへやって来たのは2017年のことでした。
このニュースが発表されたとき、リバプールファンの中でも賛否両論があったのは、おそらく事実かと思います。
良いプレイヤーではある。
しかし、リバプールで活躍が出来るのか?
様々な意見が飛び交った記憶があります。

しかし、ユルゲン・クロップ監督は、かなり早い時期からオックスレイド=チェンバレンの才能に目をつけていたと語っており、その獲得を大歓迎していたことが思い出されます。
やはり、ユルゲン・クロップ監督という人の眼力はすごいな!と、あの時にも実感したものでした。

そのオックスレイド=チェンバレンですが、リバプールでのキャリアは最初から順調だったわけではありません。
スタメンに定着することはなく、出場機会が限られており、外野からは多々批判的な声も飛び交っていたものでした。

それでもオックスレイド=チェンバレンはめげなかった。
おそらく、ユルゲン・クロップ監督も丁寧に状況と今後の見込みを説明していたことでしょう。

やがてオックスレイド=チェンバレンは、リバプールの中心プレイヤーとして重用されるようになり、マンチェスター・シティを相手にした試合では、ワンダフルなゴールも決めています。
これでオックスレイド=チェンバレンは波に乗れる!
追い風が吹いた!
と、私は思ったものです。

そんなとき、オックスレイド=チェンバレンに不運が待っていました
チャンピオンズリーグ準決勝のローマ戦で重傷を負い、その後約1年を治療とリハビリに費やしています。

本格的な復帰は、今シーズンからだと言っていいと思いますが、あれだけの怪我を負い、ブランクもある中、完全にフィットするまでには苦労もあったことでしょう。
それでも、プレミアリーグが終盤へと差し掛かる頃から、オックスレイド=チェンバレンのパフォーマンスは、目に見えて向上していますね。
これからが、実に楽しみです。

オックスレイド=チェンバレンは、まずボディ・バランスがいいし、フィジカルの戦いにも強い。
コース取りの上手いドリブルも持っており、ミドルもある。
様々な才能に恵まれたプレイヤーだと思います。

今、プレミアリーグは試合が中断している状況です。
この時期をいかに過ごすか。
疲労からの回復は重要だし、さらにコンディションを維持、向上していく準備も欠かせません。

今後、プレミアリーグが再開されたとき、私はオックスレイド=チェンバレンが見せてくれる!
そう確信しています。
痛みを知ったプレイヤーが這い上がって来た。
その気持ちを察するとき、応援せずにいられません。
がんばれ!OX!

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