リバプールへとやって来たシーズンは、なかなか出場機会に恵まれない日々を過ごしていたアンディ・ロバートソン。
転機が訪れたのは、アルベルト・モレノが負傷離脱をしたときでした。
チャンスを得るや、ロボは獅子奮迅の活躍を見せ、一気に左サイドバックのポジションを奪ってしまいます。
いまや、右のトレント・アレクサンダー=アーノルドと共に、プレミアリーグを代表するサイドバックになったと言っても過言ではないと思います。
攻守にわたる献身的な動きで、リバプールに大きな貢献を果たしているロボですが、あくまで私が見る限りにおいては、今シーズンのパフォーマンスは、まだ100パーセントではないと感じています。
ロボならば、もっとやれる!という期待が、私の中にあるのです。
その原因ですが、やはり蓄積されて来た疲労も多少影響しているのではないでしょうか。
ロボの場合は、アップダウンを繰り返すタイプであり、全力で攻め、全力でディフェンスに戻るという運動を常に敢行しています。
疲労が蓄積しないと言えば嘘になる。
理想論ですが、リバプールとしては、可能な限りでよいので、今後は少しでもいいので、ロボの負荷を軽減したいですね。
そのためには、やはり夏での左サイドバック補強は不可欠か?
絶好調のロボは、そのクロスは絶品であり、時に相手ボックス内まで走り込み、ドリブルで中へ!と攻め上がるプレイも出来ます。
クロスだけではないことは、言うまでもありません。
シーズンを通じて、いかにロボが最良の状態でプレイを続けて行けるか。
ここをケアすることが、今後のリバプールにとって大切な要素だと私は思います。
ジェイムズ・ミルナーというお守りがいるからリバプールはやって行けていますが、来シーズンには複数以上のタイトルを狙いたいレッズにとっては、いかにロボを良い状態で起用できるか。
そこが、大きな鍵となりそうです。
ぜひ、これからも、アグレッシブさ溢れる両サイドバックの躍動を見せてほしいですね。
がんばれロボ!
そう言わずにいられません。