移籍関係

ナサニエル・クラインにトルコ行きの可能性も浮上

Nathaniel Clyne


しばらくの間、ナサニエル・クラインのことを取り上げて来ませんでした。
ナサニエル・クラインが、サウサンプトンからリバプールへやって来たのは2015年の夏。
大きな欠点がないタイプの右サイドバックだと思うし、実際、リバプールに加入して以降は、非常に重用をされていました。

ナサニエル・クラインのキャリアに試練を与えたのは、やはり怪我だった。
直近の怪我はといえば、2019年の7月、USAツアー中でのボルシア・ドルトムント戦でのことで、前十字靱帯損傷と診断をされ、新シーズンを棒に振るという不運に見舞われています。

イングランド代表としても活躍をしていたナサニエル・クラインですが、怪我の呪縛がついてまわり、いつしかイングランドには、有望な若手右サイドバックが揃うという状況になったのも事実。

そのナサニエル・クラインですが、リバプールとの残り契約期間が少なくなっており、移籍の可能性が高いと見る筋が多いですね。
リバプールの右サイドバックといえば、トレント・アレクサンダー=アーノルドが飛躍を遂げており、ジョー・ゴメスもこなすことが出来る。
さらに、ネコ・ウィリアムズという若手も伸びて来ているということで、現実問題として、リバプールに残ったとしても、出場機会を得るまでには、相当の努力が必要になりそうです。

そんな状況下ですが、トルコ筋の情報としてエコーが報じるところによれば、ベシクタシュがナサニエル・クライン獲得を欲しており、既に話し合いが行われているとのこと。
今回の報道によれば、ベシクタシュとすれば、シーズン終了前には獲得を決めたい意向だとされています。

今シーズンの行方については、新型コロナウィルスの関係で混沌としておりますが、一方でクラブと選手の契約問題があり、移籍市場の在り方も議論されていくことでしょう。

現実を直視したとき、リバプールの右サイドバックは、非常に高いレベルにあり、ナサニエル・クラインが新天地を求める可能性は高そうです。
ただ、リバプールへやって来た初期において、出場過多とも思える奮闘をしてくれたことは忘れられません。
もし、仮にの話ですが、ナサニエル・クラインが、新しい挑戦に乗り出すならば、その幸運を祈りたいし、再びピッチを疾走する姿を見せてほしいと思います。

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