このところ、バレンシアに所属するアタッカー、フェラン・トーレス(スペイン)に、リバプールが関心を寄せているという報道が再三浮上しています。
リバプールがフェラン・トーレスを狙っているという報道は、昨年の段階からあったわけですが、今年の夏には、より現実味を帯びて来る可能性があるようです。
これは、フェラン・トーレスとバレンシアとの契約が、来年で満了になることに由縁しています。
リバプールがフェラン・トーレスに関心を持っているということについては、英国メディアが度々報じていますが、今度はMarcaが報じるところによれば、もしフェラン・トーレスが契約延長にサインをしない場合、バレンシアは、今夏にも放出しなくてはならない状況になるだろうとしています。
フェラン・トーレスには、リバプールの他にも関心を寄せているクラブが多数あるとされており、争奪戦になる可能性はありますが、リバプールのスカウティング部門、ユルゲン・クロップ監督が、どれだけの評価をフェラン・トーレスにしているか?は、重要なポイントになりそうです。
フェラン・トーレスは、20歳になったばかりのプレイヤーであり、その将来性を含めた評価額をリバプールがいくらに設定するか?
ここは注視したいですね。
バレンシアとしては、何とか契約延長をまとめたいに違いありませんが、これだけビッグクラブから注目をされているとなれば、フェラン・トレーレスがステップアップを望んだとしても不思議ではありません。
リバプールのアタッカーといえば、多くの補強候補が取り沙汰されていますが、フェラン・トーレスの移籍金次第では動く可能性は否定できない気もします。
ただ、もしリバプールがフェラン・トーレス獲得に動く場合ですが、アタッカーの補強は一人に留まらず、もう一人、もしかしたら更にもう一人狙いに行く可能性はあるだろうとは、私の考えです。
リバプールのフロントスリーは、絶対的な存在であるだけに、出場過多の不安は常にあります。
また、アフリカネーションズカップの影響で、サディオ・マネとモハメド・サラーを長期に欠く可能性がある来シーズン。
リバプールが、どんな動きを夏の移籍市場で見せるのか?には、自ずと注目が高まりそうです。