プレミアリーグ

リバプールのタイトルを信じているとの見解を示したUEFA会長

Aleksander Ceferin


リバプールファンの夢。
それは、大観衆に祝福されて30年ぶりのトップリーグ制覇を果たすこと。
キャプテン、ジョーダン・ヘンダーソンを中心に全員が揃って歓喜の雄叫びを上げる姿を目撃することですね。
しかし、現状を鑑みると、パーファクトな結末にはならない可能性も否定はできません。

まず、プレミアリーグは、果たして再開されるのか?という課題が存在します。
次に、もし再開されたとして観客を入れることが出来るのか?という疑問もありますが、現時点での状況では、すべてを求めるのは、なかなか難しそうです。

そんな中、UEFAのアレクサンデル・チェフェリン会長が、リバプールのタイトルについて発言をしています。
これは、同会長がスロベニアのメディアに語ったもので、英国ではSky Sportsが記事として取り上げています。
(アレクサンデル・チェフェリン会長は、スロベニア出身の弁護士)

アレクサンデル・チェフェリン会長は、今後どんな形になるにせよ、リバプールがチャンピオンになると確信をしているという趣旨の発言をしたそうです。

Aleksander Ceferin
私は、リバプールが無冠のままでいるとは見ていない。
もしリーグが再開されれば、彼等が確実に勝つであろう。
理論上では、まだ保証するレベルに達してはいないが、事実上それは非常に近いね。
ただし、再開が出来なかった場合には、チャンピオンを決定する鍵を見つけ、その結果を何らかの方法で発表をする必要があるね。
そして勿論私は、それがリバプールではないシナリオを見ることは出来ない。
空席のスタジアムで、それが決まった場合、ファンが失望することは私も理解しているが、彼等が何らかの形でタイトルを獲得すると信じているよ。

まだ、プレミアリーグの先行きは見えませんが、可能性が高い、低いの違いはあれど、大きく分けると次の3つのシナリオがあるのだと思います。
1 完全な形で再開し試合をすべて消化する
2 再開はするが無観客とする
3 このままプレミアリーグを終了させる

アレクサンデル・チェフェリン会長は、どんな結論になったとしても鍵を見つけて順位を発表すべきだとの見解を示しています。
その上で、リバプールがチャンピオンになることを確信していると。
UEFA会長の援護射撃を受けた形のリバプール。
この発言は、決して軽くはないと思います。

思えば、今私達は、過去に経験をしたことがない事態に直面しています。
それは世界規模の混乱を招いている。
安全を第一に、合理的な判断がなされることを祈ります。

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