日本人選手として初めてリバプールのユニフォームを着ることになったのが南野拓実。
ザルツブルクでの活躍が評価され、本年1月にレッズへやって来たことはご存知のとおりです。
その南野拓実について、かつての恩師であるザルツブルクのジョゼ・マーシュ監督が語ったそうです。
この件は、エコーが取り上げており、南野拓実のリバプールでのキャリアは静かに始まったように見えるかもしれないが、公平に見て、今後南野拓実は、リバプールで傑出した選手になると語ったそうです。
リバプールというチームは、ポジションを取ることが世界でも一番難しい場所のひとつだと思うし、特に前線については非常にハイレベルですからね。
たとえば、ジョゼ・マーシュ監督は、こんなことを言っています。
彼は、純粋な爆発物ではない。(爆発力を持ったストライカーではない。)
しかし、よくフットボールを理解しており、プレイの仕方や戦術が分かっているよ。
リバプールには、非常に沢山の才能ある選手がいるし、彼より前からいる経験豊富な選手達がいるね。
だから、タキがそのグループに入って行くには、しばらく時間がかかるかもしれない。
時間が経つにつれ、彼がリバプールの前線6つのポジションをほとんどこなせることを彼等はより理解していくと思うよ。
ジョゼ・マーシュ監督は、少し時間はかかるだろうと見ているようです。
しかし、時間と共に、南野拓実が前線6つのポジションすべてをこなせることが分かってくると。
フロントにおける3つのポジション、あとはいわゆるトップ下、インサイドハーフの役割も出来るということでしょうか。
読者の皆様は、よく分かっていらっしゃると思うのですが、そもそもユルゲン・クロップ監督は、新戦力を決して無理に急がせることはしない人ですからね。
南野拓実の将来性は、しっかりと見ていることでしょう。
早くもっとプレイをする姿が見たい。
その気持ちは、私も抱いてはおりますが、慌てることはないと思います。
初めてのプレミアリーグでありビッグクラブ。
少し南野拓実に時間をあげて、やがてレギュラーの座を取るような活躍をアンフィールドで見せてほしいと願います。
これからが楽しみですね。