レジェンド

ユルゲン・クロップのチームに讃辞を惜しまないヨッシ・ベナユン

Yossi Benayoun


懐かしい名前を取り上げてみたいと思います。
ヨッシ・ベナユン。
リバプールに在籍をしていたのは、2007-2010のこと。
その間、公式戦134試合出場を果たしています。

ヨッシ・ベナユンと申しますと、まず類い希なるテクニシャン!という表現が浮かびます。
独特のボールタッチ、美しくもトリッキーであり、見る者を魅了するドリブル。
実に技術の高いプレイヤーでした。

そのヨッシ・ベナユンが、ユルゲン・クロップが創り上げたチームを称賛しています。
今のリバプールを観ているとハッピーになると。

ベナユンの言葉については、LFCもオフィシャルで伝えており、ここでは私なりにその骨子をまとめてみたいと思います。

Yossi Benayoun
観ていて私はとてもハッピーだよ。
今のリバプールを観ることは、実にアメイジングだね。
私が見るところ、彼等は本当に素晴らしいフットボールをしている。
最も特別な点は、チームだということを感じさせてくれることだね。
彼等がピッチ上でやっていることは、誰もが知っている。
1人あるいは2人のビッグ・スターを持っているというものではなく、あらゆるものは彼等全体にあるんだ。
チームのスターは、チームそのものであり、ひとつのユニットだね。
彼等は、一緒にプレイをしているよ。
プレイヤー同士の関与は、特別なものを持っているしね。
ゴールキーパーからストライカーまでが協力をして、プレスに行くという取組を行っているチームというのは、他のヨーロッパのチームを見渡しても他にはないよ。
彼等がプレスに行くと決めたとき、彼等は全員で行く。
誰も彼等と戦うことは出来ないね。
実にアメイジングだ。
勿論、監督であるユルゲン・クロップの貢献は大きいよ。
ここが、何年か前との大きな違いだと私は思うんだ。
私は、彼等を観ることを本当に楽しんでいる。
ぜひ、続けて行ってほしいし、私達は誇りに思うことだろう。

リバプールは、ビッグ・スターの存在により強いというものではない。
チームとして一緒に戦っているから素晴らしいんだ。
と、ヨッシ・ベナユンは言います。

数年前との違いをつくったのはユルゲン・クロップだとも。
リバプールがやっているプレス。
それは、どのヨーロッパのチームであっても出来ない。
ヨッシ・ベナユンが称賛している部分です。
さらに、最も重要なことはチームとして戦っているということ。
王様はいらない。
チームとしてひとつになること。

それをヨッシ・ベナユンは、ひとつのユニット!と表現しています。
リバプールのフットボールが迫力ある由縁ですね。
今のリバプールがやっている戦いに、立ち向かえるチームはない。
ヨッシ・ベナユンは、かつて在籍したチームの現状を誇らしげに語っています。
これもまた嬉しいことですね。

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