まず、はじめに。
私が、ファギーと書いてよかったものかと一思案・・・。
ただ、今はお祝いモードだし、お許しを。
強かった時期のマンチェスター・ユナイテッドを率いたサー・アレックス・ファーガソン監督のことです。
ケニーとは、言うまでもなくキング・ケニーの愛称でリバプールファンから愛されるサー・ケニー・ダルグリッシュ。
ご存知の皆様も多いと思うのですが、この両雄は同じくスコットランド人であります。
フットボールでは強いライバル関係にあるわけですが、リバプールが30年ぶりのトップリーグ制覇を成し遂げたときに、ファーガソン氏がキング・ケニーに祝福のメッセージを送っていたそうです。
この話はケニーが語ったもので、Sky Sportsによって取り上げられています。
私自身、長くイングランドのフットボールを観て来ていますが、リバプールとマンチェスター・ユナイテッドとのライバル関係は特別ですからね。
それでも、祝福のメッセージを送るところにスポーツマンシップを見ることが出来ます。
リバプールは、今回の優勝で、トップリーグ制覇が19回目となりますが、18回のタイトル獲得はといえば、他を圧倒するものであり、ライバルチームの追随を許さないものでありました。
特に、ビル・シャンクリーの後継者であるボブ・ペイズリーがリバプールを率いていた時代に、まさにリバプールは黄金時代を迎えています。
しかし、プレミアリーグが創設されるや、状況は一変してきます。
ファーガソン氏が率いるマンチェスター・ユナイテッドが数多くの優勝を飾り、リバプールの18回に近づいてきます。
そして、とうとう抜かれる時を迎えてしまった。
私は、内心、とても悔しかったですよ。
それでも今、リバプールにはユルゲン・クロップ監督がいる。
20回目をまずは目指したいですね。
昨シーズンはビッグイヤーを掲げ、今シーズンはプレミアリーグ優勝に導いたユルゲン・クロップ監督。
カリスマにして、リバプールの救世主。
その名はクラブ史に刻まれることは勿論、まだまだ伝説を積み上げて行ってほしいと思います。
新型コロナウイルスに感染をしてしまったキング・ケニーですが、今回の優勝は、何よりの良薬となったことでしょう。
文末になりますが、ファギーに感謝したいと思います。