サディオ・マネのことを書いてみたいと思います。
サウサンプトンからリバプールへとやって来るや、プレシーズンの時期からフィット感を出していたことは、私にとって鮮烈な印象として残り続けています。
とにかくサディオ・マネの動きはダイナミック!
破壊的な攻撃力を持つばかりではなく、ディフェンス面でも貢献をする姿は、ファンを魅了してやみません。
そのサディオですが、ダイナミックな動きの中に大胆な緩急を付けているところが、また素晴らしいですね。
サディオのサディオたる由縁だと私は思います。
さて、以前からそういう部分はあったものの、プレミアリーグが中断し、再開へ至るや、以来私が注目している点があります。
それは、「サディオの止まる動きが凄い!」ということです。
止まる動き・・・という表現は、日本語的にはおかしいのかもしれませんが、ここは読者の皆様ならばフィーリングで分かっていただけるだろうと。
プレミアリーグ再開後、特に際立っていると実感するのです。
日本時間早朝に開催されたブライトン戦でも、その動きを見ることができました。
攻撃に移る動きの中で、サディオはピタッ!と止まるシーンがある。
サディオの場合には、右へ出るのか?左に出て来るのか?が読めないから、相手ディフェンダーは飛び込めない。
迂闊に飛び込めば、軽々とかわされてしまう。
ここの呼吸が見ていて実にワクワクさせてくれます。
止まったサディオは怖い。
これは、さて!動き出したときの初速がずば抜けて速いからこそだと私は思います。
ブライトン戦でも、ちょこんと止まってから一気に前へ!と突破し、そのまま相手ボックス内へ侵入!
相手ボックス内をえぐって行く姿が鮮烈でした。
観ていて本当にワクワクするし、アグレッシブという言葉は、サディオのためにあるかのよう。
気がつかれている皆様もいらっしゃると思いますが、ぜひ次節以降、こういったサディオの動きに注目してみていただくのも面白いと思います。
サディオが、敵陣に侵入を図ろうとする一歩前。
そこでピタリと止まる。
あとは一気に猛ダッシュ!
時に、その後も中へ!と、えぐって行く姿。
まさに圧巻です。
サディオのこういった動きを見ていると、バロンドール候補として多くのプレイヤー達が名前をあげる理由も分かる気がします。
観ていてワクワクさせてくれるプレイヤー。
そんなタレントをリバプールは持った。
素晴らしいことではないでしょうか。
また、サディオのプレイを観る時が楽しみです。