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リバプールでのアダム・ララーナはもう観られない

Adam Lallana


何とも寂しいタイトルをつけてしまったものです。
こういう日が、いつかはやって来るとは知りながら。
まだ、諦めてはいない自分がいますが、現時点ではアダム・ララーナがリバプールのユニフォームを着ている姿を観る機会は限りなくゼロに近いようです。

この場でも何度となく取り上げてきましたが、本来であればリバプールとアダム・ララーナとの契約は6月末まででした。
ただ、リーグが中断となったため特例が認められ、短期の契約延長で合意。
今もリバプールの一員としてチームに残っています。

アダム・ララーナへの思いについては、過日ユルゲン・クロップ監督がLFCのオフィシャルで語っていましたが、今回Sky Sportsが取り上げているところによれば、アダム・ララーナが今後試合に出る可能性は、限りなくゼロに近いようです。
これは、同誌がユルゲン・クロップ監督のコメントを元に記事にしているものです。

新型コロナウイルスの感染拡大により中断をしていたプレミアリーグ。
再開後、メンバー表にアダム・ララーナの名前が出て来ないことを私は心配していました。

しかし、ユルゲン・クロップ監督によれば、アダム・ララーナは100パーセントの状態であり、トレーニングも完璧に出来ているとのこと。
ただ、ユルゲン・クロップ監督は、「この夏にアダムがリバプールを去ることは確実だ」という趣旨の発言をしつつ、彼の将来を尊重したいと語っていました。

簡単に言えば、新天地を求めるにあたり、怪我のリスクを犯させることはしたくない。
そうご理解いただけばよいと思います。

私は、アンフィールドで残された試合。
そのどこかで、アダム・ララーナにキャプテンのアームバンドを託すのではないか?
そう思っていました。
ただ、ユルゲン・クロップ監督の言葉からは、怪我をさせたくない。
そういう思いが強く感じられました。

アダム・ララーナの未来。
まだ、それがどこにあるのかは分かりませんが、もしその時が来たら、私から心を込めて、メッセージを送りたいと願っています。
もう一度観たい!
それが素直な希望ですが、ユルゲン・クロップ監督が言っていることもよく理解できます。
とにかく、アダム・ララーナの幸福を祈りたいですね。

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