プレミアリーグ レジェンド

リバプールに初のプレミアタイトルをもたらした名将ユルゲン・クロップ

Jürgen Klopp


かつて、黄金時代を築いたリバプール。
トップリーグ制覇18回という記録は、他の追随を許さないものでした。
しかし、プレミアリーグが創設されて以降は苦しい時期が続き、マンチェスター・ユナイテッドが多くのトロフィーを手にしていきます。
リバプールの選手、クラブ関係者、ファンの悲願は、プレミアリーグ制覇にあった。

リバプールは、クラブ史上19回目のトップリーグ制覇を成し遂げたわけですが、プレミアリーグということで言えば初の栄冠。
それをクラブに、ファンへともたらしたのは、愛すべきドイツ人ユルゲン・クロップという人。
私は、心からありがとう!ユルゲン!と言いたい気持ちです。

ユルゲン・クロップが、リバプールの指揮官に就任したのは、2015年10月のこと。
ブレンダン・ロジャーズ監督の後を受けてのことでした。
当時のリバプールには、何とも表現し難い閉塞感が漂っていた。

しかし、ドイツからやって来たカリスマは、持ち前の明るさとパッションで、俄然リバプールを戦うチームとして変貌させて行きます。

ユルゲン・クロップ監督のもと、リバプールは栄光を勝ち取る前兆を見ることになります。
ヨーロッパリーグ準優勝、リーグカップ準優勝、そしてチャンピオンズリーグ準優勝。
ただ、優勝、タイトルまであと一歩というところで敗れて来た。

それが、一気に花開いたのは、昨シーズンからになります。
チャンピオンズリーグで勝利し、ヨーロッパチャンピオンに!
ユルゲン・クロップがもたらしたものは、それだけではありません。
UEFAスーパーカップ、FIFAクラブワールドカップ、そして極めつけはプレミアリーグ優勝!

この日、この時、この瞬間をどれだけ待ちわびたことか。
その夢を叶えてくれたユルゲン・クロップ監督。

悲願のプレミアリーグ初優勝。
クラブ史上初のプレミアリーグチャンピオンに導いた男。
私は思います。
ユルゲン・クロップは、間違いなくリバプールのレジェンドになった。

リバプールには、ビル・シャンクリー、ボブ・ペイズリーという偉大なる指導者が、クラブ史にその名を刻していますが、ユルゲン・クロップもまた歴史に残る名監督として語り継がれることでしょう。

ファンは、ユルゲン・クロップ監督の功績を後世まで忘れない。
来シーズンは、よりプッシュして、攻撃的に!
ハングリー精神をもって、さらなる栄光をつかみたいですね。
この監督のもとで。
もう一度言いたい。
ありがとう!ユルゲン!

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