ラウル・ヒメネスといえば、私が申し上げるまでもなく、ウルブスの中心選手ですね。
2019-2020シーズンは、プレミアリーグで17ゴールを決めています。
率直に言って、近年のウルブスは、本当に良いチームになったと思うし、より上位でフィニッシュする可能性さえ秘めていました。
今回、ラウル・ヒメネスについてはMirrorが取り上げており、リバプールとマンチェスター・ユナイテッドが関心を示している。
そのような見解です。
これは元々、ヒメネスの母国であるメキシコのフットボール・エキスパートがESPNへ向けて語ったことで、若干願望が入っているように見えなくもありません。
そこで紹介されている言葉によれば、ヒメネスは素晴らしいキャリアをウルブスで過ごして来た。
しかし、いまや彼にはこのクラブは小さすぎる。
そういった内容です。
その話の中で、リバプールとマンチェスター・ユナイテッドがヒメネスに興味を抱いているというところに結びついてきます。
ヒメネスは、重要な局面でゴールを決められる資質を持っているし、仮にリバプールへやって来たとして、フロントスリーと明確に違うのは、高さがあることですね。
身長は190cmあり、リバプールの前線に高さを加味することが可能となります。
ただ、メキシコのエキスパートですので、ヒメネスにはビッグクラブへ行ってほしい。
そんな思いがにじんでいることも、おそらく事実ではないでしょうか。
また、移籍金も気になるところです。
リバプールは、同じくウルブスのアダマ・トラオレにも関心を持っていると言われて来ていますが、こちらの移籍金は膨大で、今夏に獲得するには非現実的かもしれません。
29歳になっているヒメネス。
もし、今後のキャリアにおいて、一花咲かせるならば、確かに将来を思案する時期かもしれません。
私としては、ウルブスのヒメネスも好きなので、どうなるかを見ることにしたいと思います。
ウルブスが、ヨーロッパリーグで優勝をしていれば、残留という線が濃厚だったかもしれませんが、今の状況をヒメネスがどう捉えているか?も重要ですね。
いずれにしても、ウルブスには良きタレントが沢山おり、今年の夏は、何かと話題にあがりそうな予感がします。