かつてリバプールでプレイしたダニー・マーフィー(元イングランド代表)は、ダニエル・スタリッジがフィットしていければ、リバプールは、プレミアリーグでトップ4フィニッシュを飾れると考えているようです。
ある意味、マーフィーの発言は、リバプールの命運を握っているのは、ダニエル・スタリッジだ!と、受け取ることもできますね。
ここまで、繰り返される怪我に泣かされてきたスタリッジが復活を遂げられるのか。
ファンとしても、注目していきたいポイントです。
(DM)
ずっと言ってきたことだが、私は彼(スタリッジ)こそ、イングランドで最も才能豊かなストライカーだと思っているよ。
私は、彼はいつだってゴールできるように感じるんだ。
彼は、必ずしも周囲からの助けを必要としない。
ドリブルで相手を抜き去り、広いレンジからシュートを打つことが出来るしね。
ある意味傲慢さを持った、ちょっと若い頃のウェイン・ルーニーに似たところのある、今では唯一の存在だよ。
傲慢さというのは、悪いことだとは、私は思わないんだ。
それこそ能力だという信念を私は持っているからね。
私達は、彼が怪我なく、ルイス・スアレスと過ごしたシーズンが、いかに素晴らしかったかを見てきた。
その彼が戻ってきたことは、間違いなく、リバプールにとってプラスだよ!
もしスタリッジがフィットし続ければ、私はリバプールがトップ4フィニッシュするだろう!と、言いたいね。
マーフィーがスタリッジにかける期待は、かなり大きいようだし、その才能を高く評価しているようですね。
スタリッジに関しては、クロップもかなり気を配って起用し始めているように思います。
徐々にフィット感を戻し、フィジカル的にも心配がなくなるまで、試合の合間をあけたり、短い時間のプレイをさせたりと。
スタリッジとしては、まず90分間プレイできるようになることが、自身の課題かと思いますが、幸いなことに、リバプールにはクリスティアン・ベンテケがいるし、ロベルト・フィルミーノをトップで起用するというオプションも増えました。
さらに、ディボク・オリギが念願のゴールも決めた。
ある意味、ハードスケジュールの中において、スタリッジを無理に90分間起用しなくても、戦術面ではやり繰りできる状態かと思います。
スタリッジにとって、サウサンプトン戦での貴重な2ゴールは、復活を遂げるにあたり、最良の特効薬になったかもしれませんね。
これで、たとえばニューカッスル戦はベンチスタートにし、来週のウィークデイに控えるヨーロッパリーグでは、サウサンプトン戦と近いメンバーで臨むこともできる。
今のスタリッジにとって、一番必要なのは、ゴールを決める喜びを体中で満喫することかもしれません。
そして、本来のスタリッジが戻ってきたとき、マーフィーの言うトップ4フィニッシュが現実のものになれば!と、願うばかりです。