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シェルダン・シャキリがリバプールに残る線はあるのか

Xherdan Shaqiri


シェルダン・シャキリのことを書きたいと思います。
2018年にストークからリバプールへとやって来たシェルダン・シャキリですが、ここまでのデータで言うと、リバプールでの公式戦出場は41試合で、その間7ゴールを決めています。
ただ、2019-2020シーズンは、出場機会が激減をしたのも事実。
ゴシップ系の記事では、シェルダン・シャキリはリバプールからの移籍が濃厚とされていますが、果たしてそうなのでしょうか?

シェルダン・シャキリの出場機会が激減した理由のひとつとしてよく言われるのは、リバプールが採用しているシステムにあるとされていますね。
それも確かにあるかもしれませんが、最も大きな理由は怪我だと私は思っています。

実際、昨シーズンのシェルダン・シャキリは、まったくフィジカルに問題を抱えていない時期がほとんどなかった。

シェルダン・シャキリは、トラップが上手いし、ボールの置き方、ドリブル、パスと高いスキルを持っており、シュートも良いものがありますね。
才能があることに疑いの余地はない選手だと言っていいでしょう。

実力者ですので、シェルダン・シャキリを欲しがるチームがあったとしても不思議ではありません。
ある程度まとまった資金を得ようとするならば、放出という結論に至るのかもしれません。

ただ、私はシェルダン・シャキリがリバプールに残る可能性もあると考えています。

リバプールの中盤、その主力は、いわゆる仕事人タイプが多く、そこに異彩を加えていたのはアダム・ララーナであり、シェルダン・シャキリだったと私は思っています。
アダム・ララーナとシェルダン・シャキリならば、ワイドに出てもプレイが出来る。

ご存知のとおり、アダム・ララーナは契約期間満了で新天地に旅立っており、これでシェルダン・シャキリも手放すか?
中盤のオプションという意味で、必要になるときが来ると、私は思うのですが・・・。

ただ、リバプールに残るためには、シェルダン・シャキリが克服すべきことがあります。
それは、即ち怪我との戦いに勝つことですね。
いかに才能に恵まれていても、怪我によってピッチに立つことが出来なければ、宝の持ち腐れです。

もう一度、今一度、シェルダン・シャキリがピッチで躍動し、セレブレーションをする姿を見たい。
まずは、しっかりとコンディションを向上させ、怪我をしにくい体質改善を図りたいですね。
それを成し遂げたとき、シェルダン・シャキリは貴重な戦力になる。
私は、そう思っています。

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