昨シーズンの終盤、試合中に怪我を負い、長く戦列を離れていたジョエル・マティプですが、土曜日のフレンドリーマッチ、ブラックプール戦ではスタメンで出場。
久しぶりにピッチに立ち、復帰を果たしました。
この試合ですが、33分の時点でリバプールは2点のビハインド。
しかし、ジョエル・マティプのゴールにより、その差を1点に縮めてハーフタイムを迎えることになりました。
ジョエル・マティプは、ファーストハーフのうちにその差を縮め、セカンドハーフはより改善されたと感じているようで、ゴールラッシュで勝利したことをポジティブに捉えているようです。
また、アーセナル戦でもゴールを決めた南野拓実のことに触れており、彼のゴールをみんなが歓んでいるとしています。
ジョエル・マティプの言葉は、Liverpoolfc.comへ寄せられたもので、この場ではその一部、骨子をまとめておきたいと思います。
ピッチへと戻れたこと、それも直接スタジアムへ戻れたことは、本当に良かったよ。
ぼくは、シーズンをとても楽しみにしているんだ。
勿論、彼等(ブラックプール)は、非常に良いスタートを切り、ぼく達に問題を引き起こしたのは確かだね。
だが、それはプレシーズンでのことさ。
試合の中で学ばなければいけない。
セカンドハーフについては、特に良くなったね。
あらゆる試合、あらゆるシチュエーションから学ぶことが出来るものだよ。
たとえ、パーフェクトなスタートが切れなかったとしてもね。
いつだって、取り戻すことが出来る。
(南野拓実について)
誰もが、彼のために歓んでいると思うよ。
彼は、常に働き続けているし、こうして今、いくつかのゴールを決めることに成功したからね。
久しぶりの復帰戦ということで、45分間のプレイとなったジョエル・マティプですが、43分にはヘッドでゴールを決めており、良い感触をもってベンチに下がることが出来たのではないでしょうか。
ジョエル・マティプは、よく言われるようにボールを持って、ラインを上げて行くことが出来るし、チャンスがあれば、常に縦へのフィードを狙っている。
それが成功したとき、レッズにはビッグチャンスが訪れる。
デヤン・ロブレンが去り、ファン・ダイクとジョー・ゴメスの負担が増していた中、ジョエル・マティプの復活は、リバプールにとって非常にポジティブなことだと思います。
新シーズン開幕を楽しみにしているというジョエル・マティプ。
ぜひ、怪我なく、良いものにしてほしいですね。