プレミアリーグ プレイヤー

プレミア開幕戦で90分間戦い続けたオランダ代表コンビ

Georginio Wijnaldum


2020-2021シーズンのプレミアリーグが開幕し、リバプールはリーズに勝利し勝ち点3をゲットしています。
混戦で勝ちきることは大切ですが、最後の最後まで気の抜けない試合となりました。
そんな中、私はオランダ代表の2人を取り上げてみたいと思った次第で。

ジョルジニオ・ワイナルドゥムとファン・ダイクは、UEFAネーションズリーグにオランダ代表として参加。
中2日という過密日程で、ポーランド、イタリアと対戦をしていました。
いずれも強敵ですが、ジニとファン・ダイクは、2試合ともにフル出場を果たしていたところです。
ゆえに私は、ジニは途中でベンチに下げるのではないか?とも予想していました。
しかし、2人ともにリーズ戦で最後まで戦い抜きましたね。

このユルゲン・クロップ監督の采配は、ジニとの信頼関係でありメッセージだったように思えるのです。
リバプールに必要な選手なんだ!
それを印象づけた采配でした。

ジニは、疲労もあったであろう中、リーズ戦でも90分間戦い続けました。
特に、アディショナルタイムにおける粘り腰、左ワイドにボールを運び、そこでキープに入る姿は、頼もしささえ感じました。
やはりジニは、リバプールに必要なんだ。
それを知らしめた試合だったのではないでしょうか。

Virgil van Dijk

ファン・ダイクにしても、疲労はあったことでしょう。
しかし、強烈なヘッドも決めており、それは気迫がはち切れんばかりのファイターぶりでした。
また、ファールの判定を受け、取り消しになったものの、ファン・ダイクは試合終盤にも相手ゴールネットへボールを叩き込んでいます。

ファン・ダイク自身は、何らファールに関与していませんが、相手ディフェンダーとカーティス・ジョーンズが交錯した場面がファール該当と見なされたのだと思います。
あのシーンは、ファールを取られても仕方ないと思いますが、主審によっては取らなかったかもしれない。
そんな微妙なプレイだったと思います。

ファン・ダイクは、失点に繋がるシーンにも関与してしまいましたが、戻りながらのクリアであり、実際難しいプレイだったと思います。
ただ、ファン・ダイクであれば、もっと上手く出来たはず。
そういう見方があるであろうことは、私も理解できます。
とはいえ、短い期間で移動も含めての3試合。
よく戦ったと思います。

リバプールにとって、オランダ代表コンビは、やはりいてくれないと困る存在。
そのことを改めて実感しました。
これまでバルセロナ行きが報道で騒がれていたジニですが、90分間全力で戦い抜く姿を見たら、リバプールファンは安心してよい。
私は、そう感じました。
次の試合まで、ぜひ良い調整をしてもらい、またフレッシュな状態で試合に臨んでほしいですね。

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