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チアゴ・アルカンタラが'This is Anfield' の看板にタッチしない理由

Thiago Alcantara


リバプール入りが決まり、いきなりチェルシー戦でデビューを飾ったチアゴ・アルカンタラ。
ほとんどチームメイトとの練習はしていないだろうし、まだ各選手の特徴も把握仕切れてはいなかったと思うのですが、それでも際立つパフォーマンスを発揮するところはさすがですね。
また、チアゴにボールをあずける仲間達も凄いと思います。
信頼の証でしょうか。

ところで、リバプールのプレイヤー達が入場する際にタッチをする看板(ボード)のことは、有名かと思いますが、チアゴはタッチしていないそうです。
それには、チアゴなりの理由があったようで、彼の言葉をエコーも取り上げています。
いずれ、その時が来たならば、そこにタッチする。
そう心に決めているとのこと。

エコーからの引用になりますが、チアゴが言っていることは、次のようなものです。

フェルナンド・トーレスが、私に言ったんだ。
タイトルを獲るまでは、‘This is Anfield’ のサインに触れてはいけないとね。
だから私は、それをリスペクトしているよ。
これに触れるには、何かを獲得し、それに値する者でなければならないんだ。

同じスペイン人とあって、チアゴはトーレスともリバプールの話をしていたのですね。
何かを勝ち取るまでは、これに触れてはいけないとは、ユルゲン・クロップ監督が選手達に言ったことで、そのことがトーレスを介してチアゴに伝わっていたようです。
その意気やよし。

ちんけな書き方になりますが、チアゴには、もう何度でも何度でも触れるようになってほしい。
それが即ちリバプールの栄光に繋がるのですから。
いつの日か、満員のアンフィールドでチアゴもプレイをすることでしょう。
ファンは、彼をどのように歓迎するか。
今から楽しみにしておきたいと思います。

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