移籍関係

居場所を探すジャック・バトランド リバプール入りはあるのか

Jack Butland


このところ、リバプールがストーク所属のゴールキーパー、ジャック・バトランド(イングランド)獲得を検討しているという趣旨の報道が増えて来ています。
キャリアの長い選手ですが、イングランド代表に呼ばれたのが早かったこともあり、現在は27歳。
ゴールキーパーとしては、まだまだ長くやって行ける年齢ではあります。
そのバトランドですが、自分の居場所を必死に探しているとのこと。

Mirrorが報じるところによれば、リバプールは守護神のアリソンを怪我で失っており、戻って来るまでには4週間から6週間はかかると見られ、アドリアンには不安があるため、バトランド獲得を見据えているとのこと。

以前、ご紹介しましたが、デッドラインデーは過ぎていますが、プレミアリーグとEFL間における移籍であれば、来る金曜日まで移籍が可能です。
バトランドが移籍する可能性が結構高いのは、ストークでの処遇も一因としてあるようです。

イングランド代表のファーストチョイスと言われた時期もあったバトランドですが、ストークはウェールズ代表のアダム・デイビスをゴールキーパーに起用しており、バトランドはベンチ要員となっています。
バトランドに対する監督の評価が、今ひとつ芳しくないようですね。

チャンピオンシップのクラブで控えともなれば、バトランドが移籍を希望したとしても不思議ではありません。
また、バトランドはチーム内で、最も高給取りの1人であり、ストークも売りたい意向があるとか。

Mirrorによればですが、バトランドがマージーサイドダービーに出て来る可能性があると・・・。
いきなりスタメンということがあるのか?とは思いますが、報道に乗ってみれば、リバプールはゴールキーパーの補強を急いでいるということでしょうか。

さて、ではリバプールが本当にバトランド獲得に動くか?ですが、私は移籍金次第かと思っています。
ストークがプレミアリーグから降格する際には、バトランドは人気銘柄であり、£30mの評価額だったとされています。
今夏におけるリバプールの補強を見れば、チャンピオンシップのクラブにいるゴールキーパーに、この金額を提示することは、まず考えられません。

しかし、ストークで控えになっていることもあり、大幅に移籍金が下がるのならば、リバプールが動く可能性はあるかもしれません。
アドリアンを信じて、アリソンの留守を委ねるか。
実績のある新しいゴールキーパーを連れて来るか。
その答えは、あと1週間足らずで出ることになります。

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