先ほど、グディソン・パークで行われたプレミアリーグ第5節、エバートン対リバプール戦が終了しました。
試合は、2-2のドローとなっていますが、世界中のリバプールファンで、何人がドローに納得しているでしょうか。
これぞフットボールの醍醐味!という結末が台無しになった感がいたします。
まず、記録上の得点経過をまとめてみます。
▲19分:失点
■72分:モハメド・サラー
▲81分:失点
先制点となったサディオ・マネのゴールですが、アンディ・ロバートソンがボックス内で苦しい体勢ながらクロスを供給し、サディオが右足で蹴り込んでいます。
リバプールの2点目となるモハメド・サラーのゴールは、ゴール前でのエバートンのクリアボールが短くなったところをモーがダイレクトのハーフボレー、左足でゲットしたもの。
いずれも良いゴールでした。
2-2で迎えた試合終盤。
リバプールにドラマが待っていました。
チアゴ・アルカンタラがノールックで縦パスを出し、それを受けたサディオ・マネがグラウンダーのクロスを入れ、ジョーダン・ヘンダーソンが左足で押し込んでいます。
キャプテンが決めた決勝ゴール!ということで、リバプールファンは歓喜に包まれたものです。
しかし、なぜかVARが介入。
サディオ・マネの腕(肘?)がオフサイドだとの判定。
VARとは、そもそも、そういう判定をするために導入されたのでしょうか?
明らかな誤審をなくすためであれば、有効でしょうが、今回のような使われ方をすると、フットボールの醍醐味を奪ってしまうように思います。
何かしら、冷や水を浴びせられた感がいたします。
また、リバプールにとって心配な材料も生まれています。
絶好のチャンスと思われたシーンで、ファン・ダイクが相手ボックス内へ突進。
結果的にオフサイドはあったわけですが、ファン・ダイクめがけてピックフォードが危険なチャレンジをしています。
あれは、公平に見ても、あまりに危険過ぎる行為だったと私は思います。
ファン・ダイクとアリソンを失ったリバプール。
しかし、選手達はよく戦ったと思います。
途中交代の選手を含めて全員が戦っていたし、勝利に値する試合だったと。
ファン・ダイクの怪我、その程度が気になりますが、思えば、ファン・ダイクが万が一欠けたときのことは、リバプールの課題でありました。
ここをどう乗り越えるかですね。
次からは、また気持ちを新たに、勝ち続けたい。
そう誓う自分がいました。
なお、この試合でリバプールは、3人の交代枠を使っています。
■78分:フィルミーノ → ジョタ
■90+1分:ファビーニョ → ワイナルドゥム
ここで、リバプールは、下を向かず、次からのエネルギーに変えてほしいですね。
その役割は、ヘンドが担ってくれることでしょう。
リバプールの強い反発力に期待したいし、必ず見せてくれると思います。